一度はバラバラになり、それぞれ2年間の修行を経てやっとひとつになることができた麦わら海賊団。
2年間の修行の中でそれぞれ更なる力をつけて戻ってきた麦わらの一味ですが、その中でもゾロの片目が閉ざされていることに疑問を感じた方も多いのではないでしょうか?
刀を使って戦うスタイルのゾロだからこそ、片目が閉ざされていることによって今後の戦いに悪影響が及んでしまうのではないのか…と心配している方も少なくないでしょう。
更に、作品中では仲間が誰一人ゾロの片目に傷がついていることに触れていないのも少し不自然なところですよね。
ルフィやチョッパーあたりが「ゾロ、その目どうしたんだよ!」なんて突っ込んでくれる日が来るのではないかと心待ちにしていますが、作品中も一切ゾロの片目の件には触れられていないので、どうして片目になったのか、失明しているのではないか、など気になるところがたくさんあります。
いずれは今後の物語でゾロが片目になった理由や経緯が語られる日が来るとは思いますが、その真相が明らかになるのは相当先であることに違いありません。
そこで今回は、巷で噂されているゾロが片目になった本当の理由5つを紹介していきます。
Contents
1.ワンピースゾロの片目が閉ざされている理由とは?
2年間の修行により、更なる強力な剣術や覇気、最強の奥義などを修得したゾロ。
そんな強さと能力の引き換えになったのか、左目に入った大きな傷が目立ちます。
額から頬まで縦に大きく入った刀傷ですから、相当印象深いエピソードがあるのではないかと気になりますよね。
巷では、ゾロの片目に関する仮説がたくさん飛び交っていますが、片目を失った本当の理由とはいったい何なのでしょうか?
ファンの中で噂されている仮説を詳しく解説していきます。
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①2年間の修行中にミホークによって傷をつけられた
一番信憑性が高いのが、2年間の修行中にミホークによって傷をつけられたという説です。
ゾロは昔から世界一の剣豪になるのを夢見ています。
「俺は自分の野望だけ貫くぞ!世界一の剣豪になることだ!俺が野望を断念するようなハメになったら、その時は腹を切って俺に詫びろ!!」(第3話)
ルフィと仲間になるときにはこのような台詞を堂々と放っていましたから、相当な野望であることに間違いありません。
そして2年間の修行中、ゾロの目の前にいたミホークという男は紛れもなくゾロの夢見る世界一の剣豪。
憧れでありライバルでもあるミホークを前にして、ゾロが生半可な修行をするはずがありません。
その為、激しく厳しい修行中、ミホークによって片目に傷をつけられた可能性が高いのです。
とは言え、この説は世で言うあるあるな仮説。
ワンピースの作者である尾田栄一郎先生は、先の見えるあるある話は安易に採用しないはずなので、もしこの説が本当でも他に奥深い裏を盛り込んでくるはずでしょう。
②自分を追い込むために自ら傷付けた
ゾロが昔からストイックな性格であるのは、ファンなら誰もが承知していることでしょう。
例えば、リトルガーデン編でMr.3と戦ったとき。
Mr.3のドルドルの実の能力によって足を固定され、蝋人形にされそうになったとき、ゾロは自らの足を切ってまで戦おうとします。
結果的には足を切ろうとした瞬間ルフィに助けられ、幸いにも足を亡くすことはありませんでしたが大きな傷が残ってしまいました。
そんなストイックなゾロだからこそ考えられるのが、世界一の剣豪になるために自分を追い込み自ら片目に傷をつけたという説です。
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とは言え、目は剣士にとってとても大切なもの。
そんな大切なものを自ら傷付けるとは考えにくい点でもあるでしょうが、ストイックなゾロであれば無くもない話と言えますね。
2.ワンピースゾロの片目は失明している訳ではない?そう考えられる理由とは?
ゾロの片目には大きな傷がありますから、大半の方は失明しているであろうと考えているはずです。
しかし、巷では失明はしていないのではないかという噂も騒がれています。
では、一体なぜ失明していないことが考えられるのでしょうか?
その理由についても詳しく迫ります。
①仲間が一切ゾロの片目について触れていない
冒頭でも少し触れましたが、2年後に麦わらの一味が再結成した際、仲間は誰一人としてゾロの片目の傷について触れていません。
更に裏付けるなら、医者であるチョッパーまでもがゾロに対して何も言わないというところです。
医者なら、片目を失ったゾロの姿を見て少しでも状態を良くしようと治療を試みたり、気の遣った素振りをしたりするはずですよね?
もっと言うと、ローのオペオペの実の能力があれば治せるでしょうし、他の仲間の助けによって義眼を作ることだってできるでしょう。
そういったことを踏まえ、ゾロの片目は失明していないという事が考えられます。
そもそも、仲間たちが心配の声や助けの声をかけたところで、ゾロ自身が「問題ない」「心配ない」と言うはずでしょう。
彼自身、そういうキャラなのですから。
②左右を間違える作画ミス=失明までの大事なものではない
ワンピース新世界編598話にてゾロの片目の傷が左右逆になっていたという事件。
これもファンの中では有名な話ですね。
当時は、「左右を逆にする何らかの理由があるのか?」や「これも何かの伏線なのか?」と噂されていましたが、実際のところは単なる作画ミスによるものです。
これについては尾田栄一郎先生自身が巻末でコメントを残しているので、ハッキリした答えは出ています。
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もし、ゾロの片目が失明した設定であるなら、かなりの大事であるので尾田栄一郎先生が左右をミスして連載をするということはないはずです。
つまり、失明したという事実が重要なのではなく、いつも片目を閉じているという事実が重要であり、決してゾロは失明をしたわけではないということです。
実際のところ真相は描かれていないので謎のままですが、ゾロが失明をしていないのであれば、これから何らかの形で片目が開かれる日がくるのではないか、という期待すら持てますね。
③心眼を鍛える修行のためわざと目を瞑っている
結論から言うと、修行のためにわざと目を瞑っているのではないかと言う説です。
実際にアニメや漫画には、心眼のキャラクターがたくさんいますね。
例えば現実世界の話になりますが、剣豪と言われている江戸時代前期の武士 柳生十兵衛三厳は、片目を眼帯で隠しています。
片目を眼帯で隠しているという理由には失明しているからという説が有名ですが、それに加えて両目は健勝だが修行のためにあえて眼帯をしていたという説も語り継がれています。
また、柳生十兵衛三厳だけではなく、ワンピースのスリラーバーク編に登場したリューマにインスピレーションを受けたという説もあります。
それもそのはず、リューマも柳生十兵衛三厳と同じように片目を包帯でふさいでいました。
このようなことから、柳生十兵衛三厳やリューマのように、ゾロも修行の一環としてわざと片目を瞑っているということが考えられるのです。
3.ワンピースゾロの片目は開くのではないかと騒がれる仮説について
ゾロの片目が閉ざされている本当の理由に加えて噂されているのが、ゾロの片目は実は開く説。
一体、片目が開くとはどういう意味なのでしょうか?
巷では、ゾロが片目を開けば鷹の目になるのでは?という説が浮上しています。
ゾロにとって特別な存在であるミホーク。
しかしゾロだけではなく、ミホークにとってもゾロは特別な存在だということに間違いはありません。
- 「己を知り 世界を知り 強くなれ ロロノア!!!」
- 「おれは この先 幾年月でも この最強の座にて貴様を待つ!!」
- 「猛(た)ける己が 心力挿して この剣を超えてみよ!!!」
- 「このおれを超えてみよロロノア!!!」(第52話)
なんせ、世界一の剣豪にここまで言わせるくらいのゾロなのですから。
この台詞を見ると、ミホークもゾロに強い思い入れがあるということが分かりますし、少なくとも自分を超えて欲しいと願っている可能性があります。
つまり、2年間の修行のうちにミホークの特徴である鷹の目を何らかの形でゾロが引き継いだのではないかということも考えられます。
ゾロの閉ざされた片目が開眼するとき、その目は鷹の目になっている可能性が高いですね。
4.まとめ
今回は、ゾロが片目になった本当の理由について迫りました。
色々な説が浮上していますが、中でも失明していないという説は今後の物語でも重要なキーワードになるのではないでしょうか?
今後、ゾロがどんな形で活躍していくのか、はたまたどのような形でゾロの片目の真相が暴かれていくのか、楽しみがいっぱいですね。