ワンピースに登場するキャラクターは数知れません。
今までとにかく多くのキャラクターが登場していますが、その中でも“世界最強の男”と呼ばれ、今もなお伝説を残し続けている男を知っていますか?
その名も、エドワード・ニューゲート。(通称:白ひげ)
大海賊時代=白ひげの時代
と、結び付けられるほど、とにかく最強の男として名を挙げられているほどです。
そんな白ひげですが、残念ながらマリンフォード頂上戦争にて死亡しています。
白ひげの死が描かれたのは、2011年1月30日に放送されたワンピースのアニメ第485話「ケジメをつける 白ひげVS黒ひげ海賊団」ですから、5年以上経った今でもこの白ひげの死がファンの記憶に今だ留まっているのは凄いことですよね。
ワンピースの中でも脇役に過ぎない白ひげがなぜ長年ファンに愛され続けているのでしょうか?
また、ルフィ率いる麦わら海賊団と同じように、白ひげも海賊団として多くの部下の上で働いていたわけですが、死後、そんな白ひげ海賊団の一味はどうなったのでしょうか?
今回は、ファンなら誰もが気になる【ワンピース】白ひげが長年愛される理由と死亡後にまつわる裏話に迫りたいと思います。
この記事を読めば、白ひげの大ファンになること間違いなしです!
Contents
1.白ひげ海賊団を守る親父!ワンピースで白ひげが長年愛される理由とは?
白ひげの死亡がアニメで放送されてから5年以上たった現在、今だにファンから支持を得る白ひげですが、その理由が気になりますよね。
近年行われたワンピース第6回人気投票ランキングでは、脇役ながら28位にランクインするほどの人気っぷりですから驚きです。
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第700話以上もアニメ放送がされている中で、なぜこんなにも白ひげが人気なのでしょうか?
その理由を考えてみました。
①仲間(家族)を大切にする人柄
何人もの最高な仲間に囲まれて船長を努めてきた白ひげですが、幼少期には愛に飢えていたという過去があります。
その為、海賊になりたての若かりし頃も、財宝に一切目をくれず「おめぇ一体何が欲しいんだ?」という問い掛けにも「家族」と即答し、周囲に笑われるほど家族の愛を求めている人物でした。
そんな昔からの夢もあり、自分の部下達を「息子」と呼び、反対に部下達は白ひげを「オヤジ」と呼ぶ。
白ひげ海賊団は、他の海賊団に負けない程の本当の家族のような温かい空間が流れていたんです。
ルフィの義兄であるエースも白ひげ海賊団の一員ですが、エースが白ひげの息子となった経緯も漫画やアニメで語られていますね。
最初は首を取ろうと白ひげに戦いを挑んだエースでしたが、世界最強の男と言われた白ひげですから、エースの力で敵う相手ではありません。
完敗してもなお白ひげに真っすぐに挑み、身を挺し仲間をなくしたエースを気に入った白ひげは「おれの息子になれ!!!」(第552話)と言い、エースを白ひげ海賊団に入団させます。
そこから次第に信頼と絆が生まれ、まるで本当の親子のように映っていた二人。
エースだけではなく、船員ひとりひとりを大切な息子として、部下や仲間以上の存在として見守り助けていく大きな姿が、白ひげの一番の魅力と言っても過言ではありません。
②裏切られても仲間(家族)を最期まで信頼する人柄
部下を息子のように可愛がってきた白ひげですが、マリンフォード頂上戦争において部下のひとりに裏切られ、致命傷を負ってしまいます。
それでもなお部下を守ろうとする姿こそ、白ひげの真の姿。
そんな白ひげが裏切った部下に放った言葉がこちら。
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- 「子が親より先に死ぬなんて事が どれ程の親不孝か…」
- 「お前の一刺しで揺らぐ おれの命じゃねェ…!!誰にでも寿命ってもんがあらァ…」(第572話)
形上の息子とは言え、血すら繋がっていない部下をここまで愛せるのは白ひげだからこそ。
自分が信頼した相手は命を懸けて守る、そんな姿勢がファンを感動させる要素なのですね。
③かっこよすぎる最期を魅せてくれた
ワンピースの全ファンを震わせたのが、何と言っても白ひげの最期のシーン。
白ひげはマリンフォード頂上戦争において、二百六十と七太刀の刀傷、百と五十二発の銃弾、四十と六発砲弾を受けて死亡しています。
それも立ったまま。
真正面から全ての攻撃を受け一度も膝を地面に着くことなく、立ったまま目を瞑り死しています。
この姿には誰もが鳥肌を立てたことでしょう。
死した白ひげの誇り高き後ろ姿には、一切の逃げ傷が無かったのですから。
ここまでカッコイイ最期を魅せてくれたキャラクターは、後にも先にもワンピースの白ひげだけでしょう。
2.ワンピース白ひげの死亡後にまつわる裏話
マルコやビスタ、ブラメンコなど、強く濃いキャラクター達が勢揃いの白ひげ海賊団。
白ひげを船長とし旅をしてきたわけですが、白ひげの死亡後、彼らはどうなったのか気になりますよね。
総勢1600名もの船員がいたわけですから、形だけでも残っていればいいのに……というのがファンの本音です。
アニメの二年後の世界でも白ひげ海賊団たちの姿を全く見かけなくなり、ストーリーで語られることのないまま現在に至ります。
そんな白ひげの死亡後、白ひげ海賊団達はどうなったのでしょうか?巷で噂されている裏話を少し紹介していきます。
①白ひげの死亡を機に解散した
ひとりひとりを息子として愛し、仲間を守り続けてくれていた絶対的リーダーの白ひげがいなくなったことで、解散しているのが自然な流れと言えます。
白ひげの死亡後、白ひげ海賊団がどうなったかは漫画やアニメでも一切語られていないので不明点が多いのは事実です。
ただ、もしもなんらかの形で活動しているのであれば、その後ワンシーンとして取り上げられていてもおかしくはありませんし、白ひげ海賊団の誰かしらが麦わら一味の仲間として登場してくる可能性だってあり得た話です。
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これらの事を考えると、解散したというのが妥当であり自然な流れでもあります。
②マルコを船長とし、旅を続けている
一方で、白ひげ海賊団の1番隊隊長であった不死鳥のマルコが船長、3番隊隊長であったダイヤモンド・ジョズが副船長となり、活動を続けて行くのではないかと言う話も挙げられています。
何より、彼らには十分な実力と統率力があるのですから、白ひげがいなくても活動はしていけるはずです。
ワンピースの世界では絆や友情、愛情などの描写が多いため、白ひげの部下達が白ひげ海賊団の歴史を紡いでいくという話もあり得ます。
今後の物語に期待したいところですね。
③シャンクスの傘下として、旅を続けている
白ひげが死亡したマリンフォード頂上戦争。
この戦争を終わらせたのは、紛れもなくシャンクスという人物です。
エースと白ひげの葬儀を行ったのもシャンクスだったと言うのはアニメでも放送されていましたね。
このときシャンクスは海軍に対して「白ひげ、エース、二人の弔いは俺たちに任せてもらう。」(第580話)と言い放っていますので、白ひげとシャンクスには少なくとも信頼関係があったと言えます。
エースと白ひげの葬儀中、マルコもシャンクスに礼の言葉を述べており親しい関係にあることが伺える為、白ひげ海賊団の一員がシャンクスの傘下に入り旅を続けているという話があっても、不思議ではありません。
これらの裏話は、ワンピース本編では一切触れられていないので仮説に過ぎませんが、ストーリー上おかしくはない流れなので、今後の物語に注目したいところですね。
3.ワンピース白ひげには実の息子と娘が存在していた?
あれほど家族という存在に憧れていた白ひげですが、実は本当の息子と娘が実在しているという話を聞いたことがありますか?
今回はそんな謎にも迫りたいと思います。
①白ひげの息子、エドワード・ウィーブル
ワンピースの第802話にて、白ひげの息子だと自ら名乗る謎のキャラクターが登場しています。
その名も、エドワード・ウィーブル。
目つきや白くて長い髭などどことなく白ひげに似ていますが、恐らく偽物であることに間違いはないです。
自称白ひげの愛人として、エドワード・ウィーブルの母親も登場していますが残念ながら白ひげに愛されるほどの容姿はしていません。
作者もネタとして描いたに違いないでしょう。
エドワード・ウィーブルはルフィの命も狙っていますので、今後彼がどう物語に絡んでくるのか気になるところでもありますね。
②白ひげの実の娘、ジュエリー・ボニー
マリンフォード頂上決戦直後、ジュエリー・ボニーが白ひげの死を聞き涙を流すシーンが描かれており、そこからジュエリー・ボニーは白ひげの娘だという説が流れています。
他にも、ジュエリー・ボニーはエースの双子の姉であるという説も有名ですね。
ジュエリー・ボニーはアン・ボニーという女性海賊がモデルとなっており、エースの母親が身篭った際に言ったセリフ「女の子ならアン、男の子ならエース」(第551話)というところから推測されています。
実際のところ物語には真相は描かれていないので謎のままですが、ジュエリー・ボニーは白ひげやエースと何らかの関係性があるということに間違いはありません。
今後、どのような立ち位置でワンピースに登場するのか期待したいところですね。
4.まとめ
今回は、【ワンピース】白ひげが長年愛される理由と死亡後にまつわる裏話について紹介しましたが、いかがでしたか?
白ひげが愛される理由は、あの個性的な見た目はもちろん、温かい人柄と怪物のような強さがあったからこそなんですね。
白ひげの死亡後、白ひげ海賊団がどうなったのか真相は謎のままで色々な仮説が飛び回っていますが、ワンピースが今後盛り上がっていくうえでとても重要な情報です。
白ひげが今後も長年愛され続けるキャラクターでありますように……。