国民的大人気漫画「ワンピース」には魅力的な場所がたくさん出てきますよね。
そこに新たな出会いがあったり、新たな謎が出てきたりと毎度毎度見逃せないポイントがあります。
偉大なる航路編の後半に出てくる、新世界に存在する島、パンクハザードをご存知ですか?
このパンクハザードは一体どのような島なのでしょうか?
今回は、パンクハザードの紹介とパンクハザード編のあらすじを紹介していきます。
Contents
1.パンクハザードという不思議な島の紹介
パンクハザードは偉大なる航路編後半に出てくる島です。
このパンクハザードの概要と、島の現在について紹介していきます。
昔と今では、この島の姿はだいぶ違うものになってしまっています。
一体どのような姿なのでしょうか?
① パンクハザードは2つの顔を持つ島
パンクハザードは、先ほども申し上げましたように偉大なる航路編後半に出てくる島で世界政府が管理しているのです。
この島は、半分が灼熱の地、もう半分が極寒の地という同じ島なのに気候が独立しているという不思議な島なのです。
世界政府が管理していますから、以前島には世界政府が認めた科学者、Dr.ベガパンクの研究所が設置されていました。
研究所は今はありませんが、科学者達の研究していた痕跡が島のあちこちに残されています。
人工的に作り出されたドラゴンが生息しており、偉大なる航路編に出てくるまでは存在が明らかにされていませんでした。
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② パンクハザードの悲惨な過去
パンクハザードは当初緑が豊かでとても美しい島でした。
しかし、前述した世界政府の科学者達は島の草木や動物を使って実験を繰り返したのです。
さらに、よそから囚人を連れてきて人体実験などの非道なことを行なっていました。
しかしそんな彼らにバチが当たるような出来事が起きたのです。
科学者No.2、シーザー・クラウンが自らが作った毒ガス兵器を誤って作動させてしまい研究施設が爆発してしまったのです。
当然危険な環境になってしまった島は立入禁止区域となってしまいます。
シーザーは事の重大さを認識し、責任を取るという形で科学者という肩書きを失いました。
投獄されたシーザーは脱獄、3億ベリーという多額の懸賞金を懸けられながらも逃げ延び、パンクハザードに戻り密かに兵器の研究活動を継続していました。
月日は流れ、毒ガスが人間が立ち入っても問題ない程度に薄まったのを確認した世界政府が、島で海賊を取り締まる役割を担っている海軍の元帥の座をかけた当時の大将青雉(あおきじ)と赤犬(あかいぬ)の決闘を行いました。
闘いは10日間という長い時間行われ、ついに赤犬が勝利を収めました。
パンクハザードが半分は灼熱の地、もう半分が極寒の地となってしまったのはこの2人の決闘の影響なのです。
2.パンクハザードでの麦わらの一味のストーリーあらすじ
半分が灼熱、半分が極寒という不思議な島パンクハザード。そのパンクハザードに麦わらの一味はどのような経緯で島にたどり着き、どのようなストーリーを展開したのでしょうか?
ここではパンクハザード編の簡単なあらすじを紹介していきます。
① 導かれるようにパンクハザードに上陸した麦わらの一味
ルフィ達がパンクハザードに上陸したのは偶然だったのです。
しかしいずれルフィは海賊王になる男…ある種運命だったのかもしれません。
ルフィ達は今まで滞在していた魚人島を出航し、偉大なる航路の海、新世界へ向けて舵を取っていました。
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道中空腹だということで釣りを始めたルフィ。
餌に食らいついたのは想像を絶するほどの巨大な深海魚。
それのせいで舵取りが不可能に、さらに運が悪いことに白い竜(ホワイトストローム)と呼ばれる巨大な白い渦巻きに巻き込まれてしまいます。
しかし世界最大のクジラ、アイランドクジラの群れによって船はホワイトストロームによっての壊滅を防いだのです。
アイランドクジラの群れによって安定した海流を手に入れたルフィ達は新世界到達という目的を続行、最中に緊急信号の信ぴょう性が50パーセント以下という電伝虫が緊急信号を鳴らしました。
聞こえてくる声は男性が助けを求めるもの。
男性はパンクハザードという言葉を口にします。
ではその場所に行こうと当然なるルフィ。
その電伝虫の緊急信号を、なんと新世界でルフィ達を待ち構えている海軍スモーカーが盗聴していました。
パンクハザードは4年前の事故以来人間が立ち入れない状態になっているという部下の言葉を意にも介さず、スモーカーもパンクハザードを目指すことになるのです。
② ついに上陸、待ち受ける困難と出会い
ルフィはパンクハザードに上陸することに何も懸念を抱いていませんでしたが、ルフィ以外の麦わらの一味は上陸に反対していました。
しかしルフィを単独で行動させるわけにはいかないと、ゾロ、ロビン、ウソップと共に4人で上陸することに。
パンクハザード入り口には巨大な門があり、海軍と世界政府のマークとともに立ち入り禁止という言葉が書かれていました。
それを無視しいざ中に入るとルフィ達の前に、伝説の生き物ドラゴンが。
そのドラゴンはなんと人間の言葉を話しています。
ドラゴンは自分にとって不審者であるルフィ達を倒そうと攻撃を開始、なんとかゾロの働きでドラゴンを倒すことに成功します。
ドラゴンを倒した後、ルフィ達は助けを求めていた男性を探そうと移動します。
その頃、船に残っていたフランキー、ナミ、サンジ、チョッパーは何者かに捕らわれていました。
ブルックは白骨死体だと認識されてしまい、事無きを得たのです。
捕らわれた4人はそこで首だけなのに会話が可能という不気味な侍と出会いました。
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侍がここから脱出したがっていると分かり、それを当たり前のように助ける4人。
船に残っていたブルックが他の4人が何者かにさらわれたという報告をロビンへ。
それを聞いたルフィは4人の救出、合流へと向かったのです。
パンクハザードの気候の謎や、何故立ち入り禁止になってしまったかの理由は、海兵にスモーカーが話しているということで読者に明かされました。
シーザーという科学者が爆発を引き起こし、毒ガスが充満してしまい人間が数年前まで立ち入れなくなってしまった環境になったこと、そして海軍大将であった赤犬と青雉が、次の海軍元帥を決めるために数日間にも渡る激しい戦闘をパンクハザードで行い、そのせいで半分は灼熱、半分は極寒という不思議な島になってしまったということ。
今までのワンピースのストーリーにも言えることですが、ワンピースは各章にこれからのストーリーに関係する伏線が散りばめられていたり、サプライズが盛り込まれていたりと本当に手が止まらなくなるほどの興奮がありますよね。
パンクハザードで培った絆、そして次に繋がる先の気になる展開が読者の心を躍らせます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は不思議な島、パンクハザードについて紹介してきました。
科学者達が島に自生している植物や動物を好きに実験に使い、挙げ句の果てに誤作動とはいえ兵器を爆発させてしまうというところはとても残酷です。
それさえなければ、パンクハザードは今でも緑が豊かで美しい島のままで存在することができたでしょう。
さらに元帥という立場をかけた赤犬と青雉の激しい戦闘で島の天候をまるごと変えてしまったというエピソードが読者の度肝を抜きましたね。
パンクハザードでもかけがえのない絆を作り、様々なキャラクターに好かれていたルフィの器の大きさ、これからも読者に見せてくれることでしょう。
パンクハザードで登場したキャラクターが再登場するという可能性もありますよね、楽しみに待っていましょう。