ワンピースの物語の中でも人気・強さともにトップクラスの赤髪のシャンクス。
物語の中では四皇の1人としても紹介され、その強さの全貌はまだ明かされていません。
そんなに強いシャンクスなのですが、子供のルフィを救うため自分の腕を失くしています。
物語序盤の感動的なシーンなのですが、シャンクスの強さを考えるとなぜ腕を失ってしまったのか疑問が残ります。
こちらの記事ではシャンクスが腕を失ってしまった理由について紹介していきます。
Contents
1.シャンクスが腕を失ったシーンを解説
まずはシャンクスが腕を失ってしまったシーンを振り返っていきます。
当時のシーンから何を読み取ることができるのでしょうか。
①当時シャンクスの知名度はあまり高くなかった
フーシャ村でルフィと知り合ったシャンクスですが、山賊のヒグマに因縁をつけられルフィを拉致されてしまいます。
その際ヒグマとその部下はシャンクスに対して横柄な態度をとっていることからも、シャンクスの実力は知らなかったと考えられます。
もしこの時点で四皇の1人であれば、間違いなく名前は知られてたでしょうし、そもそも東の海(イーストブルー)に長期間いることもおかしいです。
このことからもシャンクスそして赤髪海賊団の知名度は、まだあまり知られていなかったと考えられます。
②知名度はなかったもののシャンクスの実力はかなり高かった
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山賊にも知られていないほど知名度は低かったシャンクスですが、実力はかなり高かったのではないかと推測できます。
シャンクスと白ひげの会話の中で
「おめェ程の男が ”東の海”で 腕一本落として 帰って来た時ァ ・・・誰もが 驚いたもんだ」
という白ひげのセリフからも、白ひげはシャンクスの実力を高く買っていたことがわかります。
また腕を失う前は世界最強の剣士である鷹の目のミホークと互角に戦ったというエピソードもあり、この時点でも世界トップクラスの実力があったと予測できます。
白ひげはゴールド・ロジャーと交流がありましたので、その船員であったシャンクスの実力を知っていたのでしょうがまだそれが世間にはあまり知られていなかったのでしょう。
③近海の主に腕を食べられたのはわざと?
ルフィと出会った時点で実力はトップクラスだったと思われるシャンクス。
そんなシャンクスの腕を食べた近海の主はさぞ強いのかと思いきや、10年後に旅立ったルフィのパンチ一発でやられてしまいます。
当時のルフィでも一発で倒せるということは、ミホークと互角に戦っていたシャンクスであれば余裕を持って倒せる相手です。
そこで一つ疑問として浮かび上がるのは
『シャンクスはわざと腕を失ったのではないか』
ということです。
シャンクスはレイリーに対して
「レイリーさん。おれァ本当に驚いたよ!!イーストブルーに・・・!!ロジャー船長と同じ事を言うガキがいたんだ・・・!!船長のあの言葉を・・・!!」
という言葉を残しており、白ひげに腕を失った理由を聞かれた時も
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「新しい時代に懸けてきた」
と答えています。
ルフィが行ったロジャーと同じ言葉というのはまだ判明していませんが、シャンクスにとってルフィは命を懸けて救うに値した存在で、ロジャーの後を継ぐ可能性のある人物だと判断していたのでしょう。
もちろんタイミングがギリギリだったため腕を失わざるを得なかったという可能性もありますが、ルフィに対して無茶をする代償を教えるためわざと腕を失ったということも考えられます。
腕を失ったシャンクスは
「安いもんだ 腕の一本くらい・・・ 無事でよかった」
という言葉を発し、この言葉によってルフィはシャンクスの偉大さを知り海賊王を目指すようになります。
この言葉や新しい時代に懸けたというセリフから考えると、ルフィの成長のため自らを犠牲にしたという可能性の方が高いのかなと私は思っています。
ロジャーが言った言葉の真相や、シャンクスの想いは今後明かされるでしょうからこの辺りの真実は楽しみですね。
2.腕を失ったシャンクスはその後どうなったのか
このような流れで腕を失ってしまったシャンクスですが、その後世界にも名を轟かす大海賊になります。
その過程を紹介していきます。
①腕を失ったシャンクスは四皇の1人になるほど名をあげる
利き腕を失ったシャンクスですが、その後四皇の1人になるほど有名な海賊となります。
ルフィが旅立った直後にナミはシャンクスのことを
「最も有名な海賊よ一人よ。私でも知ってるもの。確かに彼について悪い噂は聞かないわ」
と答えていることからも10年後にはかなり有名な海賊となり、恐らく四皇の1人になっていたのではないかと思います。
悪事を働かないにも関わらず、世界から注目される四皇となった経緯はわかりませんがこのことからもシャンクスの実力が世界トップクラスであることがわかります。
ここからは私の予想なのですが、シャンクスはルフィの目標となるため四皇になったのではないかと思います。
シャンクスが四皇となればルフィは自然とそこを目指すことになり、その中で強敵と戦って成長していきます。
ゴールド・ロジャーの意思を継ぐ可能性のあるルフィを成長させ、ワンピースにたどりつかせるためシャンクスは目標であり続けたのではないでしょうか。
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まとめ
ここまでシャンクスが腕を失った理由について考察してきました。
色々な説がありますが、私としてはゴールド・ロジャーの意思を継ぐ可能性のあるルフィの成長のため、シャンクスはわざと腕を失ったのではないかと思います。
その後のシャンクスの行動も、全てルフィの目標となり成長を促していると考えるとわざと腕を失ってというのも合点がいきます。
物語もいよいよ終盤に入ってきており、シャンクスの活躍も近い未来に見ることができるでしょう。
これからもワンピースの物語展開が楽しみですね。