国民的大人気漫画「ワンピース」の人気の秘密はとても魅力的なキャラクター。
かっこよく、可愛い、美しいキャラクターがたくさんいますが、最近登場したシャーロット・プリンは可愛いだけじゃなく裏表が激しく、さらに魅力的なキャラクターですよね。
ここでは、ワンピースに新登場したプリンのプロフィールや能力などについて紹介していきます。
Contents
1.プリンの来歴と食べた悪魔の実の能力
シャーロット・プリンとは一体何者なのか、そしてどのような能力を持っているのか…その可愛らしいルックスとかけ離れた狡猾な能力の持ち主です。
シャーロット・プリンは、一体どのような経歴のキャラクターなのでしょうか?
① ビッグ・マム海賊団船長の娘
シャーロット・プリンはプリンの愛称で親しまれている、その名の通りプリンのように可愛らしい女性キャラです。
ビッグ・マム海賊団の船長である子沢山の女性、シャーロット・リンリンの三十五女というのですから、リンリンの凄さがうかがえます。
プリンは、チョコレート大臣が統治するショコラタウンで「カラメル」というカフェで働いています。
② 「メモメモの実」能力者
そんな可愛らしいメルヘンチックなプリンですが、「メモメモの実」という悪魔の実の能力者であるという事実が判明しています。
メモメモの実を食べた人間は、人の記憶を頭から取り出し、自由にその記憶を変更することができます。
技術を応用すれば、特定の秘密を抜き出しそれを変更するなど重要な役目を果たすことが可能です。
2.プリンの隠していた秘密
プリンの秘密は悪魔の実の能力を持っているというだけではありません。
実は彼女には、その美しい外見からは想像もできないコンプレックスを持っていました。
では彼女のコンプレックスとはなんなのでしょうか?
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① 額に第三の目がある
プリンは世界でも人数が少ない三つ目族の血を引いています。
母親がリンリンなので、父親が三つ目族ではないかと言われていますね。
この第三の目は、プリンにとってはコンプレックス。
いつも前髪で第三の目を隠しています。
この第三の目が「真の開眼」を果たすと、さらにプリンの特別な力が目覚めるのです。
その特別な力を早く開眼させようと、リンリンは常日頃からプリンに「第三の目の真の力を早く見せておくれ」と言い続けていました。
なぜリンリンはプリンの第三の目の開眼をそこまで重要視しているのでしょうか。
② 第三の目が開眼すれば伝説の島へ行ける
偉大なる航路、通称グランドラインの最終地点には「ラフテル」というかつて1団の海賊のみが確認できた伝説の島があると語られています。
そのラフテルを確認したのは、伝説の海賊王であり、ひとつなぎの財宝「ワンピース」の存在を死の間際に世にしらしめたゴールド・D・ロジャー。ロジャーは「万物の声を聞く力」でラフテルにたどり着きました。
そしてプリンの第三の目が真の開眼を迎えた時、ロジャーと同じ力が手に入るとリンリンは語っています。
ラフテルにはワンピースが眠っている、あるいはワンピースのありかが眠っていると考えたリンリンは、プリンのその能力が早く欲しいと考えているため「早く第三の目の能力を…」と常日頃言い続けているんですね。
しかしプリン自身は「私はハーフだから第三の目が開眼したとしても、本当にその力が目覚めるかどうかは分からない」と言っています。
3.プリンはこれから「麦わらの一味」の仲間になるかもという5つの理由
プリンはこれからビッグ・マム海賊団を離れ、麦わらの一味に入るのではないかという予想が語られています。
それには5つの理由があります。
なぜそのような予想が立てられているのでしょうか?
① プリンとサンジの悲しい共通点
プリンが第三の目がコンプレックスになってしまった理由は、幼い頃に受けた周囲から自分への扱いのひどさです。
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幼い頃から可愛らしい顔をしていたプリンですが、額には他の人間と違って第三の目があります。
同級生のみならず、周囲の大人たちからも「気持ち悪い」とののしられ、ついには実母のリンリンからも「気味が悪い」と言われていました。
前髪を伸ばし始めたのは、リンリンに「前髪を伸ばせ」と言われたから、そしてコンプレックスを隠すためでした。
そのようなことがあったので、プリンは「ママは第三の目の能力のために私をここにおいている、用済みになったら捨てられる」と思っています。
麦わらの一味であるサンジと同じだと思いませんか?
サンジは父、兄弟から「お前は能無しだ」と虐げられ続け、ついには死亡したことにされて地下牢に閉じ込められてしまったという悲しい過去を持っています。
② サンジに惚れたかもしれない
プリンとサンジの出会いのきっかけは、サンジの見合いの相手としてプリンが選ばれたことでした。
サンジは生粋の女好きであり、可愛らしいプリンに一目惚れ。
すぐに結婚が決まりましたが、それはビッグ・マム海賊団の「サンジが生まれた一族、ヴィンスモーク家の優れた科学力を手に入れること、そしてそれを手に入れた後はヴィンスモーク家ならびに麦わらの一味も皆殺しにする」という恐るべき目的のためでした。
そしてその目的を果たすため、プリンは結婚式の誓いのキスの際にサンジに額の目を見せて、動揺したところを拳銃で撃ち殺すという計画を立てていました。
しかしその計画は失敗に終わってしまったのです。
サンジに額の目を見せると、彼はプリンの第三の目を気味悪がるどころか「なんと美しい瞳だ」と絶賛。
それを聞いたプリンは涙を流しながら動揺し、撃つという目的を果たせなくなりました。
ビッグ・マム海賊団の目的を知ったルフィ達が、ビッグ・マム海賊団から逃げようとした際にナミを抱きかかえる嬉しそうなサンジの姿を見て、プリンが拳を握り締める描写があります。
嫉妬を意味しているのではないかという仮説が立てられています。
長年のコンプレックスだった部分を初めて異性に褒められた…褒めた異性を好きにならないはずがありませんね。
③ 第三の目の力は「麦わらの一味」で初めて成立する
プリンは「ハーフだから真の開眼で力が手に入るか分からない」と語っていますが、もしかしたらその力は「万物の声を聞く力」と「古代文字を読む力」が揃って初めて成立するのではないかと言われています。
「万物の声を聞く力」はルフィ、「古代文字を読む力」はロビン。
そして、正確な力は分かりませんがプリンの「第三の目の真の開眼」。
つまりプリンが「麦わらの一味」に入ることで、初めてその「真の開眼」の能力が成立するのではないかと、ファンの間で仮説が立てられています。
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④ ナミの親友ローラの存在
周囲の子供、大人、実の母親からも幼い頃虐げられていたプリン。
しかしそんなプリンを唯一いじめず、助けていたキャラクターがいました。
ローラという、男性を見たら誰彼構わず求婚してしまうというとても破天荒なキャラクターです。
このローラだけは、プリンをいじめず守っていました。
実はローラもリンリンの娘で、プリンにとっては姉にあたります。
ローラは「麦わらの一味」であるナミと、ある出来事で親友になりました。
プリンとナミを繋げる女性キャラがいるということで、プリンが「麦わらの一味」に入るのではないかという期待が高まっています。
⑤ 「助けて欲しい」という本心を語った
ワンピースの名シーンと言われるシーンはたくさんありますが、ナミとロビンが仲間になるシーンはとても印象的ですよね。
助けて、と自分達に助けを求める人のためならどんなことをしてでも助ける。
それが「麦わらの一味」です。
額の目をサンジに褒められ、号泣したプリン。
しかしプリンはサンジを絶対に殺さなくてはと、サンジの前に再び拳銃を持って現れます。
「私はこの三つ目で何人もの人を騙してきた」と声高に叫びながらサンジに銃口を向けるプリンに対し、サンジは冷静に「自分のことも騙してきたのか」と問いかけます。
プリンは他人だけでなく、ずっと自分を騙してきたと自覚しました。
その瞬間、プリンの正直な叫びが洩れたのです。
「自分に素直にいきたい、三つ目族であっても堂々と生きたい、助けて」。
この言葉を聞いたナミは「助けていいんだと分かった時の、麦わらの一味の強さに限度はない」とプリンに言いました。
麦わらの一味はロビンの時もそうでしたよね。
クロコダイルと共に行動していたロビンですが、泣きながら麦わらの一味に「いきたい」と訴え、その後麦わらの一味に欠かせない船員となりました。
麦わらの一味は、どんな人物も仲間として迎え入れてくれるという懐の深さも魅力ですよね。
まとめ
いかがでしたか?今回はシャーロット・プリンのことについて紹介しました。
額の目をコンプレックスだとずっと前髪で隠していた彼女が、堂々と美しい第三の目を美しい海に向けながら、麦わらの一味と航海していくというストーリーに期待してしまいますが、これからどうなっていくのでしょうか。
もしかしたら、プリンはビビと同じように仲間の証を麦わらの一味からもらい、別行動を取るというルートもあるかもしれませんね。
これからのプリンの動向にも目を離せません。