ゾロと言えば、ルフィが麦わら海賊団の一員として初めて受け入れた人物です。
初登場から豪快な刀さばきとクールなセリフを披露し、ワンピース公開初期から人気を集めていますね。
近年開催されたワンピースのキャラクター人気投票では、第1位のルフィに続いて第2位にランクインするほどの人気っぷりですから、これからの活躍にも期待したいところです。
しかし、数年前からゾロが麦わら海賊団を抜けると言うなんともショッキングな噂が飛び交っているのをご存知ですか?
- 「海賊にはなってやる。約束だ。海軍と一戦やるからには俺も晴れて悪党ってわけた。だから、一つだけ言っておく、俺は自分の野望だけ貫くぞ!」
- 「世界一の剣豪になることだ!俺が野望を断念するようなハメになったら、その時は腹を切って俺に詫びろ!!」
- 「悪名だろうが何だろうが、おれの名を世界中に轟かせてやる!」(第3話)
ルフィの仲間になったとき、ここまでの誓いを立て海賊としてルフィとの旅を共にすることを約束したゾロですが、なぜ麦わら海賊団を抜けるという説が有名になってしまったのでしょうか?
その説には、隠し子が原因になっているだとか、死ぬ=抜ける説に結びついているだとか、色々な噂があります。
ゾロは麦わら海賊団を本当に抜けてしまうのでしょうか?
今回は、【ワンピース】理由は子供の為?ゾロが麦わら海賊団を抜ける説の真相について考案していきます。
Contents
1.ワンピースのゾロにはペローナとの隠し子がいた!一味を抜ける理由は子供の為?
ゾロが麦わら海賊団を抜ける理由の一つとして、子供の為だというのが挙げられます。
ゾロに子供なんているの!?と頭がチンプンカンプンな方も多いと思いますが、実はゾロには隠し子がいると言う噂が巷で話題になっているんです。
その子供の母となるのがペローナ。ペローナはアニメの第343話「その名はモリア! 影を握る大海賊の罠」にて初登場しますが、この時は列記とした敵として登場しています。
そんな天敵であるペローナとゾロはどのような形で夫婦になったのでしょうか?
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また、なぜ子供の為に麦わら海賊団を抜けることになったのでしょうか?
まずはその真相に迫ります。
①そもそもゾロとペローナが夫婦だという確信は?
ペローナと言うと、ピンクのくるくるロングヘアに3本の下マツゲが生えたぱっちり目、個性的な服装を身にまとったなんとも特徴的で不思議なキャラクターですが、失礼ながらゾロの好みの女性には見えませんよね。
そんなペローナとゾロが夫婦だと言う確信はあるのでしょうか?
結論から言うと、ゾロとペローナが夫婦になったという確信はありません。
しかし、物語から読み取れる仮説があるのでここでお話しておきますね。
時代は遡り、ゾロとペローナが初めて出会ったのはスリラーバーク編です。
スリラーバーク編はアニメでは第337話から始まったので、かなり前の話になりますね。
この時、紛れもなく二人は敵同士であり、更にゾロはペローナのホロホロの実の能力で、
- 「みなさんと同じ台地を歩いてすみません」
- 「生きていてすみません」(第461話)
と、強制的に言わされているほどでもあります。
プライドの高いゾロにとって、こんな屈辱的な事はないですよね。
まさかこんな恥ずかしい思いをしたのに、ペローナが妻になるのも考えられません…。
しかし、その後時は少々進み、シャボンディ諸島編でバーソロミュー・くまの手によりペローナとゾロがシッケアール王国へ飛ばされてしまいます。
細かく言うと、ペローナが先に飛ばされて、ゾロが後から飛ばされる形になるですが、このときバーソロミュー・くまとの闘いによってボロボロになったゾロを助けたのがペローナだったのです。
ペローナがゾロを助けたのは一足先にシッケアール王国にいたミホークの命令だったのでは?という説もありますが、ペローナ自身が寝る間も惜しんでゾロを看病したという事実に嘘はありませんし、実際に物語にも描かれていた真実です。
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そして後にゾロはシッケアール王国で2年間修行をすることになります。
もちろん、ペローナも一緒ですし、同じ宿の下で同居をするということになります。(ミホークも一緒ですが…。)
2年間も一緒にいるとなると、次第に距離を縮めて敵から仲間という関係へ変わっていくのはごく自然の流れですよね。
麦わらの一味のメンバー達よりも長い時間をぺローナと過ごしているわけですから。
上記の画像を見て分かる通り、ゾロを包帯でクマシーの形にぐるぐる巻きにして抱き着いていたり、家から出て行こうとするゾロに「行っちまうのかよ!」と駄々をこねたり、結構ラブラブなシーンがアニメでも放送されていますしね。
つまりは、この2年間の間に二人の子供が出来たということになります。
因みに、2年後にゾロをシャボンディ諸島まで送ったのもペローナです。ここまで来ると、ゾロにとってペローナは大切な人物であるということに間違いはないはずです。
②ワノ国編で子供が登場する説=一味を抜ける理由に結びつく
ゾロとペローナの子供がワノ国編で初登場するという噂がワンピースファンの中で話題になっています。
その噂が本当なら、ゾロが子供を守るために麦わら海賊団を抜けることになった、というのもあり得る話です。
実際のところ、公式が出している情報ではないので真実は分かりませんが、ゾロとペローナに子供がいるというのはリアルな話でもありますし、今後の物語に注目していきたいですね。
2.ワンピースのゾロが麦わら海賊団を抜ける噂に繋がる、ゾロの死亡説
ゾロが麦わら海賊団を抜ける理由のひとつに、ゾロの死亡説が浮上しているのはご存知ですか?
直接的に一味を抜けるというわけではありませんが、死亡する=一味を離脱するというのに繋がるという訳ですね。
一体、どんなところからゾロの死亡説が騒がれているのでしょうか?
①死亡の発端は三代鬼徹の呪い
ゾロの戦い方と言えば、三本の刀を同時に操る三刀流ですね。
この三本のうち、一本の刀がいわく付きの妖刀「三代鬼徹」であるのは、ファンであれば誰でも知っていることでしょう。
この三代鬼徹を手にしたときのことを覚えていますか?
そう、ローグダウン編にて、刀屋の店主であるいっぽんマツが言っていたあの言葉です。
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- 「名だたる剣豪達がその“鬼徹”を腰にしたことで悲運の死を遂げた」
- 「今となっちゃこの世に“鬼徹”を使ってる剣士は一人もいねェ」
- 「たとえ知らずに使った奴でもこの世からいなくなるからだ」(第97話)
そんな刀を気に入ったゾロは自ら三代鬼徹の呪いに勝負を挑み、見事に勝ち三代鬼徹を手にすることができました。
三代鬼徹がゾロの腕を綺麗に避けて落ちて行くあのシーンは、とても緊迫感に包まれていましたね。
そんな三代鬼徹を今まで何の問題もなく使いこなせていましたが、後になって「三代鬼徹の呪いでゾロが死亡するのでは?」という説があちこちで飛び交っています。
一度三代鬼徹との勝負に勝ったとは言え、今まで何人もの剣士を殺してきた三代鬼徹なのですから、後々ゾロの身に危険が迫るという可能性もなくない話です。
②主人公ルフィが更に強くなる為の展開
ゾロも十分に活躍していますが、ワンピースの主人公は紛れもなくルフィです。
ルフィですが、これまでの物語で仲間を助けることが出来なかった後悔と葛藤し、2回程強さと実力をパワーアップさせています。
一回目は、青雉に敗北し仲間を守れなかったとき。
二回目は、赤犬から義兄のエースを助けることができなかったとき。
そして、三度目にゾロが死んでしまい、ルフィの強さが更に覚醒するのではないかという噂も流れています。
大切な仲間を亡くし、覚醒するというのは少年漫画にはありがちな展開ですね。
だからと言ってゾロが死ぬという確信もないのですが、初期から冒険を共にしている最愛の仲間の死という最大の苦しみを乗り越えて更にルフィが成長していく、という展開もあり得る話なのかもしれません。
そもそも、能力者だらけのワンピースの世界の中で、何の能力も持っていないいわば普通の人間であるゾロがここまで生き延びているというのも相当凄い話ですよね。
3.まとめ
今回は、ゾロが麦わら海賊団を抜ける説の真相について迫りました。
ゾロとペローナの間には隠し子がいてその子供を守るために麦わら海賊団を抜けることになる、行き交う死亡説が麦わら海賊団離脱に繋がっている、これは現段階では物語上では描かれていない仮説ではありますが、今後公開されるワノ国編の重要なキーワードにはなると考えています。
ただ、ファンとしては今まで通り、ゾロには麦わら海賊団で活躍する姿を見せてほしいと願うばかりです…。