ワンピースには海軍にも海賊にも“地位”や“階級”が存在します。
海賊の地位で大きく分けられるのが、「四皇」や「王下七武海」という存在。
連載20周年を迎えたワンピースでは、そんな四皇や七武海の謎が段々と明らかになってきましたが、まだまだ知られていない謎がたくさんあります。
例えば、七武海にはモデルが設定されていたとか、それぞれのキャラにある名前がつけられているとか、あげればキリがありません。
今回は、そんな七武海の謎を徹底解剖していきます。
七武海の現在のメンバーや四皇との実力差など、最新情報も紹介していきますのでぜひチェックしてください!
Contents
1.ワンピース「七武海」の現在のメンバーは?能力や懸賞金も知りたい!
七武海とは、世界政府に公認された海賊の事。
偉大なる航路(グランドライン)三大勢力の一角とされており、ある程度の海賊行為は世界政府から特別に許される存在です。
七武海に加入できるのは文字通り7名までで、全世界の海賊から選定されるため、強さや海での知名度が重要視されます。
そんな七武海ですが、ワンピースが始まってから何度かメンバーが変更されているのが特徴です。
まずは、現在(新世界編)の七武海のメンバーを紹介します。
①ジュラキュール・ミホーク
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世界最強の剣士として世界に名があげられている人物。
ゾロに2年間稽古をつけた師匠でもあります。
悪魔の実の能力者というわけでもなく、特定の海賊団に所属しているわけでもなく、常に小型のボートで気まぐれに海を旅する一匹狼の為、今だに謎多き人物です。
懸賞金は作中では明らかになっていませんが、四皇のシャンクスと互角に渡り合えるほどの実力派ですから、おそらく8億以上はかたいと予想しています。
②バーソロミュー・くま
ルフィの父ドラゴン率いる革命軍の幹部。
世界政府の科学者に自ら肉体を提供し、改造人間“平和主義者(パシフィスタ)”の第1号PX-0と化した人物です。
現在は脳も失っているため、事実上は死亡していますが七武海として君臨。
懸賞金は、元2億9600万ベリーとなっています。
③ボア・ハンコック
アマゾン・リリーの女帝であり、九蛇海賊団の船長。
老若男女問わず相手を石化できるメロメロの実の能力者です。
回し蹴りなどの物理攻撃をも得意としており、ワンピース界の女キャラの中では1、2位を争うほどの強さを誇ります。
懸賞金は元8000万ベリー。
④バギー
元ロジャー海賊団見習い、現バギー海賊団船長。
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ワンピース2巻で初登場し、初期から親しまれているキャラクターです。
自らの身体をバラバラにすることができるバラバラの実の能力者。
懸賞金は元1500万ベリーとご存知の通りそこまでの能力はありませんが(寧ろ圧倒的に弱い)、元ロジャー海賊団の一味であることや、現在四皇のシャンクスと対等な関係であること、多くの囚人達から厚い信頼を持っていることを理由に、奇跡的に七武海の加入が認められました。
⑤エドワード・ウィーブル
自称白ひげの息子。
まだ作中にも全く登場していないため、正直なぜ七武海に加入しているのか不明点が多い人物です。
ただ、懸賞金が元4億8000万ベリーであったり、海軍大将の黄猿から「強さは若かりし頃の白ひげのようだ」と言われていたりするだけあり、それほどの実力はあるのだと伺えます。
⑥現在の七武海は5人
上記の通り、現在(新世界編)の七武海は異例の5人(2人欠員)となっています。
新世界編開始時はトラファルガー・ローとドンキホーテ・ドフラミンゴがいたのですが、様々な事例が原因で除名されました。
⑦今後、七武海に誰が加入するのかを予想
冒頭でも伝えた通り、七武海は本来7名の海賊から成り立つものです。
しかし現在は5人のみ。
恐らく、今後待ち受けるであろう世界会議編あたりで、残りの2人の加入案件が突っ込まれていくのではないでしょうか?
七武海の加入条件は、強さや海での知名度の高さになります。
そのことを踏まえると、サボやマルコあたりが有力でしょうか?
もしかすると、麦わらの一味から誰かが加入する可能性も否定できませんね。
ただ、七武海という制度自体なくなってしまうというのも考えられます。
新しく海軍大将になった藤虎が、七武海の完全撤廃を目標に動いているみたいですからね。
2.ワンピース「七武海」と「四皇」はどのくらい実力や戦力の差があるの?
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偉大なる航路の三大勢力の一角として、四皇、七武海、海軍大将があげられます。
中でも同じ海賊の四皇と七武海では、どれくらいの実力差があるのか、誰もが気になっているのではないでしょうか?
そもそもこの三大勢力を作ったのは世界政府で、その目的は間違いなく“四皇を抑え込むため”です。
海軍大将と七武海で組織化し、四皇の存在を抑え込もうという作戦が目に見えています。
つまり、海軍大将の3人と七武海の7人計10名で、四皇の4人を抑え込もうとしているわけです。
そう考えると、四皇は相当強いのが伺えます。
恐らく、海軍大将と七武海全員で四皇に撃ってかかっても勝てることは無いでしょう。
そのくらい四皇の存在感は圧倒的で、実力差もかなり開いていることに間違いはありません。
3.ワンピース「七武海」の謎!モデルになったゲームがある?
尾田栄一郎先生は、ワンピースのキャラクターにモデルを設定していることが良くあります。
ワンピースにとって重要設定だと言える七武海には、モデルになったゲームがあります。
それは、1993年に発売されたスーパーファミコンの「ロマンシング・サガ2」というゲーム。
その中の敵キャラクターに「七英雄」という7人の登場人物がいるのですが、これがモデルになっています。
因みに、この7人のキャラクターが初期の七武海のメンバーと重なっているのでひとりひとり解説していきます。
①七英雄・ワグナス
敵国の同士討ちを狙いながら国の支配を目論む七英雄のひとり。
ワグナスは女性ですが、クロコダイルの元ネタになっているようです。
②七英雄・ノエル
天才かつ最強の剣士で七英雄のひとり。
紳士的で冷静な性格をしています。
ノエルを元ネタにしたワンピースのキャラクターは、ジュラキュール・ミホーク。
確かに彼もノエルと同じ最強の剣士という立ち位置ですね。
③七英雄・ロックブーケ
女戦士の村の女王の傍ら、七英雄の女戦士として活躍するキャラクター。
相手を魅了し思いのままに操れる能力を持ちます。
七武海のハンコックそのものですね。
④七英雄・スービエ
海の戦闘が得意な半魚人。
初期の七武海にもジンベエという魚人がいましたね。
⑤七英雄・ダンターグ
七英雄にも、体を改造し強化したダンターグというキャラクターが登場します。
体を改造した七武海のメンバーと言えば、バーソロミュー・くまがいますね。
⑥七英雄・ボクオーン
各地にて部下を暗躍している七英雄のひとり。
操り人形を使った戦闘方法が特徴です。
七武海にも、イトイトの実の能力者で人を操り人形のように動かせるドフラミンゴがいましたね。
⑦七英雄・クジンシー
相手の力の源を盗むことができる能力に加え、ゾンビや霊体を配下することができる七英雄のひとり。
ゲッコー・モリアの元ネタになっています。
4.ワンピース「七武海」には動物の名前がつけられている!その理由は?
ワンピースの七武海の特徴としてもう、“ひとりひとりのキャラクターに動物の名前がつけられている”という点があげられます。
今までの歴代七武海のメンバーにはどんな動物の名前がつけられているのでしょうか?
①七武海のメンバーについている動物一覧
- ジュラキュール・ミホーク→鷹
- バーソロミュー・くま→熊
- ボア・ハンコック →蛇
- バギー→(?)
- エドワード・ウィーブル→牛
- トラファルガー・ロー→虎
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ→
- サー・クロコダイル→鰐
- ジンベエ→サメ
- ゲッコー・モリア→コウモリ
- マーシャル・D・ティーチ→(?)
一部ではバギーは、“バ(馬)ギー”で“馬”だとされているみたいですが、信憑性が低いので上記の表からは省いておきました。
バギーと同じく、黒ひげにも動物が設定されていないようですが、これには“七武海をすぐに脱退するから”という理由があるようです。
②七武海に動物の名前が付けられた理由とは?
なぜ七武海に動物の名前がつけられたのでしょうか?
その理由を調べてみたのですが、特に意味はないようです。
筆者なりに考えたのですが、おそらく七武海に何らかのインパクトを与えるために動物の名前をつけたのではないでしょうか?
考えてみると、三大将にも赤犬、青雉、黄猿、藤虎、と動物の名前が付いていますしね。
もしかすると、この動物名が今後何かの伏線になってくる可能性もあるかもしれないですね。
5.まとめ
今回は、王下七武海の謎を解剖していきました。
これからもワンピースの物語にとって七武海は重要な役目を果たすはずですので、これからの動向にも要注目です!