ワンピースには様々なキャラクターが登場します。
海賊側も海軍側も、個性を持ったキャラクターが多く登場するので、いつも新鮮味があって楽しいですよね。
今回注目したいのが、海軍大将です。
海軍とは、偉大なる航路(グランドライン)の三大勢力のひとつであり、ワンピースの世界にかなり大きな影響をもたらす世界政府直属の軍隊。
大将と言えば、なんだかんだで海軍の中で一番ルフィ達麦わら一味との関わりが深いような気がします。
そんな大将ですが、2年前とは顔ぶれがガラっと変わりましたね。
新しく大将になった人物や海軍から抜けた大将など様々です。
そこで気になるのが、歴代大将で誰が最強なのか?
という疑問。
今回は、改めて海軍大将の強さや性格などを解説していきます。
Contents
1.そもそもワンピースの「大将」って何?
世界の均衡を守る三大勢力の一角を占めているのが海軍。
その海軍の中でも、大将は海軍本部最高戦力として活躍している総督のことを指します。
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2.こちらの方が馴染み深い?ワンピース2年前の大将の強さや性格を解説!
海軍大将と言えば、2年前まで“三大将”と呼ばれていた、赤犬、青雉、黄猿が馴染み深いという方が多いのではないでしょうか?
“三大将”と呼ばれるだけ実力があり、作中でもルフィ達をかなり苦しめる描写が多くありましたね。
まずは、そんな“三大将”達の強さや性格を解説していきます。
①サカズキ(赤犬)の強さや性格
大きな体格に赤いスーツを纏い、角刈りヘアが特徴のサカズキ、通称赤犬。
映画「仁義なき戦い」に出演した俳優の菅原文太がモデルになっています。
ドス低い声で広島弁を喋る印象の深い赤犬ですが、徹底的な正義を貫き正義の為ならいかなる犠牲や手段も厭いません。
赤犬の言った
「人間は正しくなきゃ生きる価値なし」
という言葉は名言として語り継がれていますね。
ロギア系のマグマグの実の能力の持ち主で、体全体をマグマに変換させて自在に放出することができます。
マグマの熱量はかなり高く、作中では巨人島にある氷塊を数秒で消し去ってしまうほど。
言わずもがな、マグマグの実はエースのメラメラの実の上位版とされており、火を扱うエースをものともせず死に追いやるほどの強さがあります。
腕をマグマに変化させ、そこから噴出したマグマの塊を武器に変換させることも可能。
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他にも、上空へマグマを噴出させて火山弾を降らせるなど、広範囲に及ぶ強い攻撃をすることも可能で、その力は絶大です。
更に悪魔の実の能力だけではなく武装色の覇気をも習得しており、攻撃面に限らず防御力も非常に高いのが特徴。
覇気のレベルも上位で、覇気使いであるビスタとマルコに攻撃を受けても簡単に交わしてしまうほど。
レイリー並みの覇気使いでなければ、赤犬にダメージを与えることは不可能に近いでしょう。
②クザン(青雉)の強さや性格
スラっと伸びた足に、ふわふわのパーマヘアが特徴のクザン、通称青雉。
テレビドラマ「探偵物語」に出演した俳優の松田優作がモデルとなっており、髪型や容姿など類似しています。
20代の頃から中将に位置付けられており、若いころから実力が認められていた人物です。
徹底的な正義を貫いている赤犬とは対照的に、だらけきった正義を信念としています。
相手が例え海賊や悪だとしても、それらの人々が持つ“正義の概念”を否定するようなことはなく、人間らしい一面を持っているのが青雉の良いところでしょう。
そんな性格あってか、麦わらの一味を救うような描写も多々ありました。
マイペースで冷淡な人物であることに違いはありませんが、人間としての優しさを持っているのでしょう。
ロギア系のヒエヒエの実の能力の持ち主で、自らの体を氷に変化させたり、体から冷気を放ち相手を凍らせたりすることが可能。
更には、自分で生み出した氷で武器を作ることも可能な他、海水の上に氷を張ることで海面を滑り移動することもできます。
悪魔の実の能力のペナルティであるカナヅチをもものともしません(笑)
攻撃面以外にも、砕けた体の破片を結合することによって再生能力もあるため、武装色の覇気による攻撃以外は殆どダメージを受けないのも青雉の強み。
攻撃を仕掛けたとしてもすぐに冷気を送り込み、凍結させることが可能なので防御力もかなり高いです。
③ボルサリーノ(黄猿)の強さや性格
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黄色い派手なスーツを纏い、サングラスをかけた顔が特徴的なボルサリーノ、通称黄猿。
俳優の田中邦衛がモデルとなっているキャラクターです。
自分のことを“わっし”と呼び、間が延びるバカっぽい喋り方が印象的。
感情はあまり表には出さず、誰に対しても掴みにくい振る舞いをしているため、少々不気味な印象があるのも黄猿の魅力でしょうか。
徹底的な正義を掲げる赤犬、だらけきった正義を信念としている青雉、対照的な二人の姿を見て“どっちつかずの正義”を掲げていました。
だからこそ、三大将はある意味バランスが取れていたのかもしれませんね(笑)
ロギア系のピカピカの実の能力の持ち主で、自分の身体を光に変化させることができます。
光というだけあって、高速移動が可能。
その速度を上手く利用しながら蹴りを中心とした体術を主にしています。
指先から光のレーザーを放つこともでき、着弾性で大爆発を起こし一瞬で対象物を黒焦げにしてしまうほどの威力があります。
それだけではなく、光で剣や銃弾などの武器を作り出すことも可能。
光の速度でかなり早いため、黄猿からの攻撃を回避するのは困難とされています。
また、黄猿自身が光そのものであるため、攻撃を受けた場合でも貫通させて回避することができる他、身体に負傷を負った場合でも光の粒子を変化させたのち一点に集約させて肉体を再生することも可能です。
3.ワンピース、2年後には大将の顔ぶれが変わった
今まで長年、赤犬、青雉、黄猿の“三大将”で活躍してきましたが、マリンフォード頂上戦争をキッカケに大将の顔ぶれがガラっと変わりました。
マリンフォード戦争で四皇の白ひげを死まで追いやった赤犬は、当時センゴクが務めていた海軍最上位の階級元帥に昇給したのです。
実は当初、当時元帥だったセンゴクは、時期の元帥を青雉に譲ろうとしましたが、政府上層部の意向によって赤犬に元帥を託される方向性になりました。
当時から赤犬の正義の概念に疑問を感じていた青雉は、その意向に反発。
そして、赤犬と青雉の決闘に発展してしまいます。
10日間の決闘の末、青雉が敗北。
青雉は海軍を脱退してしまいました。
この一件により大将の2人が不在となりましたが、赤犬が藤虎と緑牛を大将に就任。
そして、今の大将の顔ぶれとなったのです。
4.ワンピース2年後の大将の強さや性格を解説!
2年後のワンピースの世界で、藤虎と緑牛は新しく登場することになりました。
次は、そんな藤虎と緑牛の強さや性格に迫ります。
①イッショウ(藤虎)の強さや性格
紫色の着物を纏い、両目にある大きな傷と角刈り、顎髭が特徴なイッショウ、通称藤虎。
マリンフォード頂上戦争後に、世界徴兵という制度により大将に就任した人物で、映画「座頭市」に出演した俳優の勝新太郎がモデルになっています。
過去に見たくないものを多く見ており、この世界に絶望したことをキッカケに自ら目を潰し盲目の剣士となりました。
ガッツリとした容姿とは裏腹に、少し天然な一面や誰にでも敬語を話すような丁寧な一面も見られる愛されキャラクター。
戦闘を開始するときはまず第一に市民の安全を考え、被害が出ないよう上手に戦います。
気になる能力の詳細はまだ公開されていませんが、重力を操ることができる悪魔の実の能力を持っていることは確か。
戦い方をしては、対象物に重力をかけて地面に叩きつけたり、反対に重力をなくして対象物を軽くして吹き飛ばすことも可能です。
重力は人間だけに使用できるというわけではなく、物も大将になるので、巨大な隕石を振らせたり軍艦を浮かせたりすることも可能。
かつて四皇だった白ひげと似たような悪魔の実の能力で、その強さは無限大です。
更に、武装色の覇気と見聞色の覇気を使用できるのも藤虎の強み。
盲目というハンデがありながらも、ルフィと互角に戦えるほどの強さがあります。
②緑牛の強さや性格
作中ではまだ名前しか登場していない人物。
ドレスローザ編で、ドフラミンゴが発言したことによって存在が明らかになりました。
能力なども一切明かされていませんが、藤虎と同様、短すぎる期間の中で大将に就任されたということは、それなりの強さがあると見込んでいます。
5.ワンピース「歴代大将」の中で結局誰が一番最強?
上記では、これまで登場した歴代の大将の強さや性格を解説していきました。
結局のところ、歴代大将の中で誰が一番強いのでしょうか?
例えば、歴代大将が全員で決闘をしたら誰が勝利するのでしょうか?
結果的に述べますと、おそらくそれぞれ互角に戦える実力はあるのだと予想しています。
しいて言うなら、やはり元帥に昇格した赤犬が一番強いと言えるでしょうか?
青雉と10日間の戦いの末、見事に勝利しましたし、性格や実力を含めても政府上層部に認められるほどの強さがあるのでしょう。
とは言え、青雉が弱すぎるという訳でもありません。
実際に、赤犬との戦いでは赤犬に大ダメージを負わせ、今でもその傷跡が残っています。
そもそも、悪魔の実の能力には相性というものが存在するので、一概に“誰が一番強い”とは言い切れないのです。
結果的に、どの大将も海軍の最高戦力と言える実力を誇るということに違いはありません。
6.まとめ
今回は、大将の強さや性格を解説していきました。
どの大将にも、海軍の最高戦力と言える実力があるということを理解していただけたでしょう。
麦わらの一味にとって、海軍大将はとても濃い関係の立ち位置。
特に2年後に新しく大将になった藤虎と緑牛は、これからの作中で外せない存在となるでしょう。
これから海軍大将がどう動いていくのか?
乞うご期待です!