ワンピースに登場するルフィの戦闘シーンと言えば、迫力満点でいつも圧倒されてしまいますよね。
ゴムゴムの実の能力を活かした戦いは他の漫画やアニメにはない設定と世界観で、新しい敵が出てくる度に新鮮味を感じることができます。
そして、物語が進むにつれて新しい技が繰り出されていくのも見逃せないポイントですね。
二年間の修行を終えたルフィは新しくギア4(フォース)が使えるようになりました。
対ドフラミンゴ戦で初披露されたときは興奮した方も多いのではないでしょうか?
しかしそんなルフィのギア4がダサくて弱いと酷評されているので少し残念です。
今回は、改めてギア4の強さを考案していきますのでぜひチェックしてください。
Contents
1.ワンピース「ルフィ」がギア4を編み出した経緯とギア4の仕組み
ワンピースにおけるルフィの戦闘方法と言えば、ゴムの能力を利用し身体能力を大きく向上させる戦闘方法“ギア”が印象的です。
新世界編前はギア2(セカンド)、ギア3(サード)のみを使用していましたが、二年間のレイリーとの修行によりギア4が生み出されました。
そもそもギアという戦闘方法は、青雉に負けたことをキッカケに編み出されたものです。
つまりギア4が編み出されたのも何かしらの経緯があるはずです。
まずはギア4が編み出された経緯とギア4の仕組みを解説していきます。
スポンサーリンク
①ギア4を生み出した経緯は?
ギア4を生み出した経緯はドレスローザ編の第784話でしっかり描かれています。
ルフィの身体の何倍にもなる巨体を支える足はバネのように「ゴイン!ゴイン!」という擬音を使ってハネています。
もしかすると、少し前に戦ったベラミーのバネバネの実の能力の戦闘方法を参考にしているのでは?
と感じた方も多いでしょう。
しかしルフィはちゃんとした理由を語っています。
- 「おれは2年間…怪物みてェにデカイ 猛獣達と戦い続けて来たんだ」
- 「あいつらをねじ伏せる為には この“巨体”と“弾力”が必要だった……!!!」(第784話)
この通り、二年間の修行時に戦った猛獣達に勝つために編み出したのがギア4で、新世界編におけるルフィの最強戦闘手段となっています。
モチーフは金剛力士たる仁王像で、外国人のファンには受けが良さそうな感じ。
一件ネタっぽくふざけたような感じにも見えますが、ルフィ自身は「真面目にやれよ!」というドフラミンゴの突っ込みに対して
「秘策だし、真面目だ!!」(第784話)
と答えています。
確かに、ルフィらしい個性が溢れるフォームなので筆者は割と好きです。
さて、ギア4は本当に強いのでしょうか…。
②ギア4の仕組みはどうなっている?
ルフィ本体の身体より何倍も大きく見えるギア4。
一体どんな仕組みでこんなに大きくなっているの!?
スポンサーリンク
と驚いた方も多いのではないでしょうか?
ギア4のフォームである弾む男(バウンドマン)になるためには、まず体全体に武装色の覇気を纏い、その状態で腕から空気を送りこみ巨大化する仕組みになっています。
筋肉風船の状態のまま武装硬化を行うことで、ゴムの弾力を維持させながら強度を保つことができるのが最大の強みです。
これにより、更に強い打撃を敵に与えることができるようになったことはもちろん、武装硬化によってゴムゴムの実の能力の弱点であった斬撃をも防げる強い防御力を身に着けることが可能となりました。
イメージ的には口に空気を含んで膨らませた頬のような感覚で、通常時は弾力のない頬でも空気を入れることで弾力が増すような感じです。
この状態をルフィは身体全体の筋肉で行っています。
因みに、弾力によって空を飛ぶことも可能です。
2.ワンピース「ルフィ」のギア4“弾む男(バウンドマン)”の技一覧
ドレスローザ編の対ドフラミンゴ戦で初披露されたギア4“弾む男(バウンドマン)”。
早速新技をぶっ放し、ドフラミンゴの攻撃を一切寄せ付けないくらいの実力を見せてくれました。
弾む男(バウンドマン)の攻撃名の特徴は「ゴムゴムの【動物名】+【武器名】」となっています。
二年間の修行で戦った猛獣達にインスピレーションを受けて付けた名前なのでしょう。
実にルフィらしくて、素敵ですよね。
下記ではそんな弾む男(バウンドマン)の技一覧を詳しく解説していきます。
①猿王銃(コングガン)
弾む男(バウンドマン)になってすぐにドフラミンゴに浴びせた攻撃。
武装色で固めた腕を圧縮し、そこから圧縮を一気に解放することで放たれる威力抜群の攻撃です。
「黙れ お前は 手も足も出せねェぞ!!」(第784話)
と決め台詞を放った後、ドフラミンゴの顔面に思い切り猿王銃(コングガン)を決めていました。
ドフラミンゴは何百メートルも後ろに吹っ飛んで行き、本当に手も足も出せない状況になっていましたね。
スポンサーリンク
かなりスカっとしたシーンでした。
②犀榴弾砲(リノシュナイダー)
武装色で固めた両足を圧縮し、それを一気に解放して両足裏で蹴りつける技。
弾力によるかなりのスピードで近づき、ドフラミンゴは避けることすらできずに思い切り顔面へ犀榴弾砲(リノシュナイダー)を喰らっています。
あのドフラミンゴの顔がグニャグニャに曲がるレベルの威力。
③大蛇砲(カルヴァリン)
空中戦において、頭突きで吹っ飛ばしたドフラミンゴに勢いよく繰り出した技。
猿王銃(コングガン)の延長線上のような攻撃で、パンチして伸ばした腕が相手に向かって伸びて行く攻撃です。
ゴムで伸びる腕と武装硬化の兼ね合いで、敵への追撃特性があるのが特徴。
アニメ版ではドフラミンゴの行動をかなり長く追撃しており、ギア4の強さが発揮されていましたね。
④獅子バズーカ(レオ・バズーカ)
武装色で固めた両腕を圧縮し、それを解放することで瞬時に相手の目の前まで移動して繰り広げる両手パンチ。
獅子バズーカ(レオ・バズーカ)を喰らったドフラミンゴは、かなり後方へ飛ばされて大ダメージを負っていました。
⑤大猿王銃(キングコングガン)
あのドフラミンゴをK.O勝利に収めた最強の技。
武装硬化した片腕の筋肉に多くの空気を送り込んで巨大化させることで、大きな威力を放つパンチ攻撃です。
ドフラミンゴの攻撃を防御しつつ、見事に突破しました。
空中上で大猿王銃(キングコングガン)を放ったとき、地面にまで風圧が届いており、かなりの威力であることが伺えます。
⑥獅子王バズーカ(レオレックス・バズーカ)
2016年7月23日に公開された映画「ONE PIECE FILM GOLD」の最終決着に使われたギア4の技。
獅子バズーカ(レオ・バズーカ)の強化技で、武装硬化した両手の筋肉に空気を送り込んで巨大化させ、圧縮から放つ大きな威力のパンチ攻撃です。
⑦猿王群鴉砲(コングオルガン)
第838話の対シャーロット・クラッカー戦で使用された技。
簡単に言うと猿王銃(コングガン)の連打技で、武装色で固めた腕を圧縮しそれを広範囲に連続して放つパンチ攻撃です。
ルフィの代名詞であるゴムゴムの銃乱打(ガトリング)のギア4バージョンと言ったところ。
連続して放つ腕は本数が増えたかのような錯覚をしてしまうほど早く威力もかなりのものです。
3.ワンピース「ルフィ」のギア4“タンクマン”の技紹介
ギア4のフォームは弾む男(バウンドマン)ではありません。
第838話の対シャーロット・クラッカー戦では、弾む男(バウンドマン)の満腹バージョンとして“タンクマン”が初登場しました。
武装色の覇気と筋肉風船で成り立てており、弾む男(バウンドマン)より一回り大きく、はるかに弾力アップした丸いシルエットが特徴です。
攻撃方法はまだ詳しく明かされていませんが、ゴムゴムの実の能力の弱点であった斬撃を跳ね返すことができたり、パワーアップした弾力で敵を遠くまで吹き飛ばすことが可能。
今後の作中で再びタンクマンが登場するかは分かりませんが、弾む男(バウンドマン)に比べるとかなりディフェンスに特化しているので、今後の戦いに効果的ではありそうです。
4.ワンピース「ルフィ」のギア4がダサくて弱いと話題に
王下七武海であるあのドフラミンゴに手も足も出させずに勝利したギア4の弾む男(バウンドマン)。
一撃一撃にドフラミンゴがかなりダメージを受けており、弾む男(バウンドマン)はかなり強いことが分かりましたが、一部のファンからは酷評されています。
その理由としてあげられるのは、弾む男(バウンドマン)にはリスクがあるから。
弾む男(バウンドマン)は迫力や威力は高いものの、ギア2やギア3に比べて消費量がかなり激しく、ルフィ自身の肉体への負担が大きいです。
常に覇気を使い続けているため仕方がないことではありますが、ギア4の形態を保てる時間はかなり短くなっています。
更に使用し続け限界が来ると強制的にギア4が解除され、疲労感に押し寄せられしばらく身動きがとれなくなってしまうのが難点です。
また、ギア4強制解除により、その後約10分間覇気が一切使えなくなってしまうのもデメリットとなっています。
そんな理由からファンからは
「この先の海で通用するのか?」
という心配が多く寄せられています。
あとは見た目の評判も結構悪く
- 「ギア4ってネタ?ダサくてびっくりした」
- 「ゴイン!ゴイン!って擬音は何だよw」
- 「ギア4カッコ悪すぎ…」
- 「カッコ悪くて弱いとか最悪。ルフィにはガッカリだよ」
という否定的な評価が多くなっています。
ただ、筆者的には結構強い戦闘方法であるので今後どこかでまた登場して欲しいなと期待しています。
5.まとめ
今回は、ダサくて弱いと酷評されているルフィのギア4の強さを考案しました。
評判はあまり良くないですが、ギアと覇気を組み合わせているだけあってそこそこ強い攻撃であることに間違いはなさそうです。
ただリスクが大きい戦闘方法なのでデメリットはありますが、これからのルフィの更なる成長を期待しつつ、今後ギア4が物語上でどのように登場してくるのか注目していきましょう。