ルフィの義兄、サボはエースと同じメラメラの実の能力者です。
しかし、サボはメラメラの実の能力を手に入れずとも、相当な実力の持ち主であることが本編で明かされています。
サボの能力は一体どれほどのものなのでしょうか。
今回は、サボが入手した「メラメラの実」の能力と覇気について紹介していきます。
Contents
1.サボがメラメラの実を手に入れた経緯と革命軍の謎
サボはなぜエースが有していた悪魔の実「メラメラの実」を手に入れることができたのでしょうか?
それは、彼が所属している革命軍が関係しているかもしれないという仮説があります。
革命軍が悪魔の実にどのように関係しているのでしょうか?
① 革命軍に入った経緯とメラメラの実を手に入れた経緯
サボはかつて「東の海」で海賊船に砲撃され、命を落としたと思われていました。
しかしサボはルフィの父親であり、革命軍のNo. 1に君臨するドラゴンに助けられていました。
しかしその時サボは自分に関する今までの記憶を全て失ってしまっていたのです。
マリンフォード頂上決戦の時、エースが命を落としたという訃報を聞いた瞬間、サボは全ての記憶を取り戻しました。
兄弟の盃を交わしたエース、ルフィと過ごした思い出や、自分の出生。
本当の兄弟のように接していたエースの死亡と、助けられなかったという悲しみと悔しさから、サボは3日間の昏睡状態に陥ってしまいました。
意識を取り戻した後、彼はエースの忘れ形見であるメラメラの実を手に入れ、その能力を自分のものとして身につけたのです。
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② 革命軍は悪魔の実の情報を手に入れている可能性
悪魔の実の伝達条件などは一般的には公開されていませんが、サボはエースが悪魔の実の能力者であること、そしてメラメラの実が手に入るということを分かっていました。
サボはドラゴン率いる革命軍のNo.2であり、さらにドラゴンはルフィの父親です。
悪魔の実のことについて何か詳細な情報を持っているかと思われます。
作中では、今のところ革命軍が悪魔の実の情報をどれだけ持っているか、そしてどんな情報を持っているかは一切明かされていません。
これから作中でどのように明かされていくのか、楽しみですね。
2.サボの戦闘力とメラメラの実を食べたことによる影響
サボは実はメラメラの実を食べずとも強い戦闘力を誇るキャラクターです。
そしてメラメラの実は、悪魔の実のなかで「最強種」と言われているものです。
サボの戦闘力の高さ、メラメラの実がどれほど強い種類の実なのかを紹介します。
① 革命軍の若きNo.2のキャラクター
サボは革命軍のNo.2。
ルフィの父親であるドラゴンに比べて2番目に強いということです。
相当な実力者であることがわかります。
そんなサボが、メラメラの実を食べてどれだけ恐ろしくなったのか想像に難くありません。
サボは戦いを挑んできたもの、そしてルフィに危害を加えようとした人間には容赦なく、徹底的に追い詰め逃さず叩き潰します。
その実力は、サボ1人で海軍大将を制圧できるほど。
さらにサボは、エースと因縁のあるキャラクター黒ひげが率いる、黒ひげ海賊団のジーザス・バージェスとバトルをした際に彼の武器を一撃で粉砕できるほどの威力がある「竜の鉤爪」という技を読者に披露しました。
② メラメラの実は最も強い種類の「自然系(ロギア)」
メラメラの実を食べる前から強いサボですが、なんとこのメラメラの実自体とても強力な能力を持っています。
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メラメラの実は、悪魔の実の種類の中で最も強い種類の自然系(ロギア)に属しています。
この自然系の悪魔の実の能力者は、覇気と呼ばれるものが使われた物理攻撃以外の、物理攻撃全てを受け流すことが可能です。
さらにメラメラの実は食べてからすぐ、訓練しないまでも建物を焼き尽くすほどの火力の火を放つことができ、訓練をすれば太陽ほどの大きさの火の玉を操り、敵を攻撃することができるというなんとも恐ろしいものなのです。
「メラメラの実の能力を持っていたら、1人で軍隊を制圧することが可能なほどで、外交も有利になる」とまるで核兵器並の扱いで語られています。
サボの実力と、メラメラの実の能力が合わされば…そしてもしサボが何らかの理由で敵対することになってしまったら…恐ろしいことが起こるのは確実ですね。
3.サボは武装色の覇気の使い手でありドラゴンが才能を開花させた説
サボは「武装色の覇気」という覇気の使い手ではないかという仮説があります。
それは、サボがコロシアムで敵と対戦をした時の身体に表れた、ある変化の影響なのです。
サボは対戦中にどのような変化を読者に見せたのでしょうか?
① 腕の黒化と硬化で「武装色の覇気」の使い手と言われているサボ
ルフィは幼い時、サボとエースにどうしても勝てませんでした。
しかしルフィも作中で様々な敵と様々なバトルをしており、喧嘩やバトルの戦闘経験はサボとあまり変わりません。
では現時点でルフィとサボの強さはどうなっているのでしょうか。
死んだと思われていたサボはドレスローザ編で登場し、コロシアムでジーザス・バージェスというキャラクターと対戦し、武器を破壊しました。
その際サボの腕が黒くなっていたことからサボは武装色の覇気の持ち主であるのではないかと言われています。
② ドラゴンがサボの実力を見抜いて稽古をつけた説
サボは幼少期エース、ルフィと行動を共にしていました。
サボの恩人であるドラゴンは、サボとルフィとエースのその関係を知っていて、さらに実力を見抜いて直々に稽古をつけていたのではないかという仮説が立てられています。
No.2になれるほどの実力をサボから見抜き、稽古をつけ、そしてNo.2に上り詰めるまでの才能を開花させたのではないでしょうか?
4.覇気の詳細とサボが身につけた「武装色の覇気」の詳細
ワンピースの作中には「覇気」というキーワードがあります。
この覇気とは一体なんなのでしょうか?
そしてこの覇気があることによって、キャラクターの強さはどのように変わっていくのでしょうか?
覇気の詳細と種類、サボが身につけた覇気について紹介していきます。
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① 生まれ持った素質であり開花させるのが難しい「覇気」
覇気とは、偉大なる航路の後半部である「新世界」を拠点としている海賊や海兵、女戦士達が会得している特殊能力のことです。
覇気の素質のみだけなら、ワンピースの世界では全員が持っていますが、覇気を身につけるには鍛錬が必要であるため実際に会得できるのは一部の人間のみです。
ただし生まれつき鍛錬しなくても覇気を使えるという例外も存在します。
覇気の種類は、武装色、見聞色、覇王色の3種類。なかでも覇王色は覇気の中で最も特殊な覇気と言われており、数百万人に1人しか素質を持つことができなく、「王の資質を持つ」と語られています。
② 「武装色の覇気」の正体
サボが会得したのは武装色の覇気です。
見えない鎧を纏ったような感覚の覇気であり、防御、さらに攻撃が可能です。
覇気使いのなかでも最もポピュラーな覇気であり、武装色の覇気を会得した者同士で戦闘をすると、より強力な武装色の覇気を持つ者の攻撃が通ることになります。
さらに、武装色の覇気をより高めると身体を黒光りする鋼鉄のような状態に変化させることが可能で、攻撃をすると強烈なダメージを相手に与えることができるのです。
「武装硬化」と呼ばれ、新世界で名を馳せている強豪達はこれを当たり前のように取得しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回はサボの戦闘能力の高さ、能力、そして身につけている覇気について紹介しました。
サボの元々の戦闘力の高さと「最強種」と言われているメラメラの実の能力、さらに武装色の覇気全てを完全に使いこなせるようになれば、サボの強さは作中屈指のものになるだろうと推測されています。
サボがこれからのエピソードでメラメラの実の能力をフル活用できるようになるのか、そしてどのようなバトルを読者に見せてくれるのか楽しみですね。