ルフィのもう1人の義兄、サボ。
彼の正体について、様々な仮説がファンの間で立てられています。
サボの本当の正体とは、そして幼い頃共に過ごしたルフィと強さを比較した場合どちらが強いのでしょうか?
今回は、サボがなぜエースを助けに行けなかったかの理由と、サボの正体を紹介していきます。
Contents
1.サボの幼少期とエースとルフィとの関係
サボはどのように幼少期を過ごしたのでしょう。
そして、エースやルフィとの関係はどのようなものだったのでしょうか?
① ルフィはエースとサボに勝てなかった
ルフィ、エース、そしてサボは幼い頃共に過ごし、血が繋がっていないにも関わらず兄弟の盃を交わすほど仲がいい3人でした。
サボはこの3人の中で最も冷静で客観的で、度々喧嘩をしていたルフィとエースをいさめたり、すぐにカッとしてしまうエースをなだめたりと優しいお兄ちゃんのようなポジションでした。
そして幼い頃のルフィは、エースとサボに何回戦いを挑んでも勝てずに負けてばかり。
しかし成長すると、力関係が逆転する可能性が大いにありますよね。
② 革命軍でNo.2の位置にいるサボ
サボは、ルフィの父親、ドラゴンが率いる革命軍のNo.2という位置にいます。
ドラゴンがNo. 1なので、それにつぐ強さということになります。
さらにサボはメラメラの実の能力者です。
ルフィも作中様々な敵と様々なバトルをし、勝利を収めてきました。
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今のルフィと今のサボ、戦ったらどちらが強いのか作中では明言されていませんが、革命軍のNo.2ということで、もしかしたらルフィはサボと戦ったら負けてしまうのではないかとファンの間では言われています。
しかし、サボは幼い頃にルフィ、エースと共に楽しい時を過ごしました。そして本当の弟のようにルフィを可愛がっています。
ルフィに危害を加えようとしたものを容赦なく叩き潰すほど、ルフィに助けを求められたら自分の立場を捨ててでも助けに行くと言うほどです。
サボはルフィと自ら望んで戦うことは今の時点ではないかもしれませんが、ルフィが戦いを挑んできた場合、サボは手加減をせず、愛をもってルフィと戦うと言われています。
2.サボがエースを助けにこられなかったと言われる2つの仮説と1つの真実
サボはマリンフォード頂上決戦時に壮絶な最期を迎えたエースを助けることができませんでした。
一体何故サボはエースを助けることができなかったのでしょうか。
それは、ファンの間で語られていた2つの仮説を打ち砕いた1つの悲しい真実でした。
① 仮説1「サボはワノ国にスパイとして潜入していたから」
サボがマリンフォード頂上決戦の時に、エースを助けにこなかったことで、ファンの間ではサボ死亡説や、サボはひどいやつ説が流れましたが、助けに来られなかった仮説が2つあります。
1つめの仮説は、サボは革命軍として重要な役割を担っていたのではないかということです。
革命軍はワノ国で革命を起こすのかもという噂が作中で流れています。
サボはその革命軍のNo.2。
もしかしたら、ワノ国でこれから起こす革命のために、ワノ国に潜入していたのではないでしょうか?
あるいは、海軍で非常に重要な役割を担っていたのでは…?
何故海軍なのかと言いますと、革命軍にはバーソロミュー・くまというキャラクターがいます。
バーソロミュー・くまはパシフィスタという人間兵器になって、世界政府が認めた7人の海賊「王下七武海」の1人として世界政府にスパイとして入り込んでいました。
バーソロミュー・くまと同じように、サボは海軍に革命軍の目的を果たすためにスパイとして潜入していて、エースを助けにいけなかったのではないかと語られていました。
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② 仮説2「傷の後遺症が残っていたから」
サボはドラゴン率いる革命軍に入る前に、海賊船の砲撃によって重傷を負いました。
その時にドラゴンが助けてくれたのです。
その時の傷の後遺症によって、サボはエースを助けたくとも身体が動かない状態にいたのではないかというのが2つめの仮説として言われています。
しかし、マリンフォード頂上決戦が開始されてから2年間のみで後遺症の回復、革命軍のNo.2まで上り詰めるというのは難しいのでは?
ドラゴンに助けてもらった数ヶ月後には傷や身体は回復していたのでは?と色々と時系列的に疑問が残るので、ファンの間ではこの仮説は薄いのではと思われていました。
③ 記憶を失っていたという事実
サボがエースを助けに来られなかった理由が794話で明かされました。
先ほど、サボは船を砲撃されてそれをドラゴンに助けてもらったと申し上げました。
その時、サボは自分がどこの誰かということや、今までの記憶が全てすっぽり抜け落ちてしまったのです。
記憶を失ったままサボは革命軍に入り活動していましたが、 マリンフォード頂上決戦時にエースが亡くなったというニュースを見て全ての記憶を取り戻しました。
エースを助けに行けなかった、エースが死んだというあまりのショックに、サボは3日間も意識を失ってしまったのです。
エースが亡くなった時、サボは全ての記憶を失くしていたのですね。
3.サボの正体はバルトロメオなのか、ドフラミンゴなのか
サボがしばらく作中に登場していなかったことで、サボの正体は実は誰か違うキャラクターで、サボは誰かに成りすましてルフィを見守っていたのではないかという仮説が立てられました。
ではサボは、誰に成りすましていた可能性が高いとファンは考察したのでしょうか?
① サボ=バルトロメオという仮説
サボの正体は実は、ドレスローザ編で登場したバルトロメオではないかとネット上で言われていました。
その理由は、バルトロメオの懸賞金に反比例した強さ。
バルトロメオの懸賞金は1億5000万ベリーですが、その強さは懸賞金に似合わないほどの強さだったということと、読者の早くサボが出てきてほしいという願望が、もしかしてバルトロメオがサボなのではないかという仮説が立てられました。
しかし、この仮説は間違いだというのが分かりました。
バルトロメオはルフィの大ファンで、ルフィのことを「大先輩」だと呼んでいます。
仮にバルトロメオがサボだとしたら、ルフィのことをいくら違う人物になりすましていたとはいえ「大先輩」というはずがありません。
よって、バルトロメオがサボであるという仮説は完全に消えました。
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② サボ=ドフラミンゴという仮説
ドンキホーテ・ドフラミンゴはもしかしたらサボ?という仮説もあります。
ドフラミンゴとサボの髪型や髪の色が同じなので、サボはドフラミンゴかという噂が流れました。
しかし、年齢の矛盾があります。
サボは現在22歳。
ドフラミンゴは現在41歳です。
年の差にして19歳も差があります。
仮にドフラミンゴがサボだったとした場合。
ドフラミンゴは31歳の時にドレスローザの王として君臨しています。
その時サボは12歳。
12歳の時にサボが王になった…その可能性は考えられなくもありませんが、12歳でドレスローザの王として君臨するには、よほどの実力とカリスマ性がないと不可能です。
ワンピースの作中では可能性は低くはありませんが、その実力であればサボは今革命軍のNo.2。
12歳の時に王になったのであれば、ドラゴンはサボに全てを任せ、サボをNo. 1にするという可能性がありますよね。
しかし、サボの立場がNo.2ということ、そして大きな年齢差から、ドフラミンゴはサボという仮説は成り立ちません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はサボの実力や、エースを助けに行けなかった理由、サボは誰か違うキャラクターに成りすましていたかもしれないという仮説を紹介しました。
記憶を失っていたから助けに行けなかった…エースと本当の兄弟として接していたサボにとってとても辛い真実でしたね。
今後のサボの動向、そしてエースの仇をサボが討つのかどうかが気になるところです。