2012年に公開されたワンピースの映画『ONEPIECE FILM Z』
その中で登場したボスキャラクターがゼファーです。
ゼファーは元海軍大将にして、現役の海兵たちを育て上げながら、NEO海軍を組織してルフィらと戦うことになりました。
果たしてゼファーはどのようなキャラクターなのでしょうか。
ここではゼファーのキャラクター、そして映画と本編の関係性について紹介していきます。
Contents
1.映画に登場した「ゼファー」ってどんなキャラクター?
まずは映画で登場したゼファーが、どのようなキャラクターであるか解説していきます。
①ボルサリーノやクザンを育てた過去がある
ゼファーはガープ、つる、センゴクらと同期の海兵で、全盛期は海軍大将にまで登りつめました。
海軍としての正義を信じていたゼファーですが、逆恨みした海賊に妻子を殺されたり、教え子を殺されたりしたため、海軍での能力者狩りを行います。
その後海軍は教え子を殺した海賊を王下七武海に任命したため、ゼファーはこれに絶望。
海軍を辞めてNEO海軍を組織し、一般人や海兵の巻き込みをいとわず海賊の撲滅に力を注ぎます。
海軍に翻弄されてしまったゼファーですが、海軍大将であるボルサリーノやクザン、海軍中将、スモーカーやヒナなど海軍を支える面々を育てます。
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このことから海軍を辞めた後も、全ての海兵を育てた男として知られていました。
②武装色の覇気の使い手にして圧倒的な戦闘力を持っている
海軍の面々を育て上げたゼファーですが、自身も非常に高い戦闘能力をもっています。
下士官の時点で六式を修得、34歳で覇気を習得して、弱冠38歳で海軍大将になるなど、センゴク・ガープらがいる中でどんどん出世をしていきます。
それほどの出世をしたゼファーですが、悪魔の実の能力者ではありません。
ではなぜゼファーがそれでも強かったのかというと、武装色の覇気を誰よりも使いこなしていたからです。
武装色の覇気をまとった際に腕が黒くなることから「黒腕のゼファー」と呼ばれており、映画の中でもボルサリーノのような自然系悪魔の実の能力者とも互角に渡り合います。
③圧倒的な戦闘力でありながらルフィに敗れた
ゼファーがルフィと戦ったのは、ゼファーが74歳のとき。
海軍でもトップクラスの戦闘力をほこっていたゼファーですが、このころは老化により戦闘中でも吸入器を使った薬物投与を行わなければならないなど、年齢とともに力が衰えていました。
さらに65歳のとき、ある海賊に襲われた際に右腕を失っており、海楼石でできた武器を右腕につけた状態でした。
これによりゼファー最大の武器である武装色の覇気を右腕で使えなくなっており、全盛期には遠く及ばない能力になっています。
しかしゼファーはその状態でもルフィと戦い、ルフィをおおいに苦しめますが敗れます。
ゼファーについては死後の描写も描かれていたので、ゼファー自体が本編に登場することはなさそうですね。
2.映画に登場したゼファーとウィーブルの深い関係性とは?
映画の中で亡くなってしまったゼファーですが、実はウィーブルと深い関係にあります。
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ゼファーとウィーブルにはどのような関係性があるのでしょうか。
①ウィーブルはゼファーの片腕を切り落としていた
先ほどゼファーはある海賊によって、右腕を切り落とされたとされています。
映画の中では七武海最後の男とされており、3年以上その正体はわかりませんでしたが、白ひげの息子エドワード・ウィーブルであることが判明します。
ウィーブルは懸賞金が4億8000万ベリーとめちゃくちゃ高いという訳ではありませんが、自身で悪事を働いてはいなさそうなので、懸賞金額以上の強さをもっているのでしょう。
年齢とともに衰えたとはいえ、海軍でもトップクラスに強いゼファーの片腕を落としたほどの能力者。
ウィーブルはいったいどれほど強いのでしょうか。
②今後ウィーブルの活躍はいつ頃になる?
キャラクターとしては登場したウィーブルですが、まだ本編での活躍はありません。
白ひげの息子という肩書きでありながら、マリンフォード頂上戦争に参加しなかった理由もわかりません。
もしかするとウィーブルもインペルダウンに収容されていたかもしれないという可能性がありますが、それであれば黒ひげの仲間になっていたと思われます。
おそらくこの辺りの理由も、後々本編で明かされるのでしょう。
そんなウィーブルですが、世界会議編で登場するのではないかと思われます。
現在連載が進んでいるワノ国編では、海軍の登場シーンはなさそうですし、その後行われる世界会議で王下七武海も参加するでしょう。
ウィーブルの戦闘力はかなり高いと思われるので、その活躍が楽しみですね。
まとめ
ここまでワンピースの映画で登場したゼファーと、本編の関係性について解説をしてきました。
とても魅力的なキャラクターでしたが、映画の中で亡くなってしまったので、残念ながら本編で登場することはないでしょう。
ただゼファーと関係のあるキャラクターは登場するでしょうから、今後の展開が楽しみですね。