漫画界の“伏線拾いの神”と言えば間違いなく、ワンピースの作者“尾田栄一郎先生”でしょう。
尾田栄一郎先生は、20年間も連載を続ける中で細かな伏線までしっかり拾ってくれて読者を飽きさせません。
だからこそ、これからの物語の考案や予想をするのが、凄く楽しいんですよね。
これまでにも数々の伏線がありますが、最近気になるのがWCI(ホールケーキアイランド)編の後に待ち受けるであろう“世界会議編”の伏線。
今回は、その中でも気になる“ステリー”についての伏線を解説しつつ、今後の動きを徹底予想していきます。
サボの弟であるステリーが国王になって再登場しましたが、一体ワンピースは今後どのように進んでいくのでしょうか?
Contents
1.ワンピース「ステリー王」とは?声優や画像を公開!
登場回数が少ないので、「ステリーって誰?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
まずは、ステリーとはどんな人物なのかを理解するために、ステリーのプロフィールや生い立ちを解説していきます。
①ステリー王とは?wiki風プロフィールを公開!
- 本名:ステリー
- 所属:ゴア王国
- 出身地:東の海 ゴア王国
- 誕生日:3月12日
- 年齢:20歳
- 声優:鳥海浩輔(大人)、坂本千夏(少年期)
- 地位:貴族→国王
- 初登場:サボの回想編
両親や大人達の前ではニコニコと笑って媚を売っていますが、義兄であるサボに対しては見下した態度を取る、何とも可愛くない子供。
年齢はサボより2つ下で、現在は20歳になり再登場を果たしました。
②ステリーの生い立ち!サボの弟になった理由は?
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ステリーはサボの回想編にて初登場しました。
残念ながらハッキリとした出生は明かされていませんが、生みの親から捨てられてサボの家に養子として貰われることになったのです。
サボの父であるアウトルック3世も実に貴族らしい高いプライドがあり、おそらく一般庶民の血筋は家庭に持ち込みたくないと思っていたことでしょう。
もちろんステリーも元は貴族家庭に生まれたお子さんです。
サボの父がステリーを引き取った理由は“サボが自分が敷く人生のレールを踏み外してしまったときの代役”。
何でこう、貴族って性格が悪いんですかね(笑)
生みの親からも捨てられ、義父からも息子の代役として引き取られた…愛も糞もありません。
ステリーがゆがんだ憎たらしい性格である訳が分かった気がします。
2.ワンピース「ステリー」が大人になって再登場していた!
ステリーの件に関してこうやって記事にしているということは…そうです、実はステリーは最近のワンピースで再登場しています。
サボの回想編で登場したときは“単なる性格の悪いサボの義弟”でしかなかったステリーですが、一体どのような形で再登場を果たしたのでしょうか?
①ステリーが国王になって再登場…
ステリーが再登場を果たしたのは、第823話の「ざわつく世界」にて。
アラバスタ王国のビビが再登場したことで話題になった話ですね。
ワンピースの世界では4年に一度“世界会議”が開催され、50の国の王達が集まり今後の指針を決定していきます。
世界政府加盟国は本来170ヵ国以上あるはずなので、加盟国の中でも代表的な国しか参加ができないのでしょうか?
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なぜ50の国しか参加できないのかは少し疑問点が残りますが…。
この中で、現在世界会議に参加が決定している国は以下の8つの国です。
- アラバスタ王国
- ゴア王国
- 花ノ国
- 悪ブラックドラム王国
- サクラ王国
- ドレスローザ王国
- プロデンス王国
- リュウグウ王国
そう、ステリーはここに記載のある“ゴア王国”の国王となって再登場していたのです!
ホテルの従業員らしき人に、「疲れを癒してください」と言われているのにも関わらず
「ああ 目障りだ ゴミは早く消えたまえ」
と言っているので、子供の頃の憎たらしい性格は変わらず大人になってしまったようです。
②貴族だったステリーが、なぜ国王に…?
20歳という若さで国王という地位まで上り詰めたステリー。
どのような手を使って国王になったのか、非常に気になるところですね。
国王になるためには、基本的には
- 国家に生まれる
- 王妃と結婚する
この二択しかありません。
そうです、ステリーの場合は王妃と結婚して国王になったのです。
ていうか、ただの貴族に生まれたステリーが国王になるにはその方法しかありませんからね。
因みにゴア王国の王妃は“サリー・ナントカネット”。
ふざけた名前ですね…(笑)
ここで、ステリーがサボの父親に引き取られた理由をもう一度思い出してみます。
そうです、“サボが自分が敷く人生のレールを踏み外してしまったときの代役”です。
実は、サボは小さい頃から父親に“王族の娘と結婚できるような男になれ!”と教育されていました。
このシーンはサボの義弟のステリーが国王になる伏線になっていたというわけですね。
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3.ワンピース「ステリー」は今度どう動くのか?徹底予想!
サボの回想編に登場したただの義弟…。
なのに再登場を果たしたと言う事は…、そうです、確実にこれからの物語に重要な人物になるということです。
さて、今後ステリーはどのような動向を見せてくるのでしょうか?
徹底予想していきます。
①ステリーってもしかして、めちゃくちゃ強い?
ステリーはどのような形で国王の座を手に入れたのか…気になるところです。
“元国王に気に入られた”という場合か、“元国王を何等かの形で殺害した”という場合が考えられそうですが、有力なのは後記でしょうか?
だとすると、ステリーはそこそこ強い可能性が考えられます。
一般的な貴族の家庭で育ったため悪魔の実の能力者である可能性は低そうなので、考えられるとしたら“覇気”を習得しているくらいでしょうか?
例えば覇王色の覇気が使える可能性も無きにしも非ずです。
覇王色の覇気は戦闘力はほぼ関係なく、“王たる気質を持つ者”に溢れ出すと考えられています。
貴族から国王になるくらいの能力と覚悟と執念があるのですから、ステリーにも覇王色の覇気が使える可能性は十分にあるでしょう。
あとは、賢さゆえの頭脳戦でしょうか?
戦闘能力は皆無ですが、もしかしたらめちゃくちゃ頭が良くて人を思うままに操ることができる…みたいな能力を持っている可能性も考えられそうです。
②サボとの再会が描かれるのでは?
義理と言っても一度は家族だったので、サボとの再会のシーンが描かれそうな予想はしています。
ステリーは一般庶民のことを“ゴミ”と思っているので、貴族家系から抜け出したサボのことも“ゴミ同様”として扱うでしょう。
そもそも幼い頃から、サボに対しては憎たらしい態度を取っていましたし。
この二人が再開するとしたら激突することに間違いはないでしょう。
サボは元々幼少期から戦闘能力が高く更にはメラメラの実も手に入れたので、かなり強いです。
二人が激突するとしても能力の差があり過ぎて、勝敗は分かったも当然です。
ステリーがどのようにサボの目の前に現れるのか、非常に楽しみですね。
③世界会議編で大きく動くのでは?
ステリーの次の再登場のタイミングですが、WCI編の次の“世界会議編”で確定です。
ポイントは、ここでステリーがどのような動きを見せるのか。
国王になったステリーには、恐らく“世界の王”になりたいという野望が少しでもあるに違いありません。
あのステリーがただの国王で満足するとは思えませんしね。
だとすると、世界会議でなんらかの大きな提案をするのではないか…ということが考えられます。
世界政府の解散を提案するだとか、隠し持っている古代兵器の存在を明かすだとか、色々な予想ができますが、とにかく今まででは考えられない異例の案を持ってくるのではないでしょうか?
何らかの形でステリー自身が世界政府に加入するよう仕向ける…なんて恐ろしい動向を見せる可能性もありそうです。
4.まとめ
今回は、“ステリー”についての伏線を解説しつつ、今後の動きを徹底予想していきました。
まだまだ謎多き人物、ステリー。
今度どのような動きを見せるのか要注目です!
世界会議編が開始されるのが待ち遠しいですね!