皆さんは、ワンピースの東の海編で登場した“ギン”というキャラクターを覚えていますか?
サンジが初登場したあたりに登場したキャラクターです。
非能力者でありながらサンジを圧倒するほどの力があり、当時は結構人気がありました。
最近では、そんなギンの正体が“キラー”なのではないか?
という噂が浮上しています。
そうなると、ギンは既に再登場していたということになるのですが…真実はいかに?
今回は、ギンのキラー説は本当なのか?
など、ギンに関する情報を徹底深掘りしていきます。
Contents
1.ワンピース「ギン」のwiki風プロフィール
ギンはかなり初期に登場したキャラクターなので、どんな人物像なのか忘れた方も多いでしょう。
まずは、ギンのプロフィールから解説していきます。
①ギンのwiki風プロフィール
- 本名:ギン
- 異名:鬼人のギン
- 懸賞金:不明
- 所属:クリーク海賊艦隊 戦闘総隊長
- 能力:なし
- 出身地:不明
- 年齢:不明
能力者ではなく、先端に鉄球のついた個性的な武器を使う戦闘方法が主流。
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監督のクリークを尊敬しており、彼の命令には確実に従います。
相手が誰だろうと容赦せず、クリークの敵であれば何があっても仕留めようとする冷徹さから“鬼人のギン”と呼ばれています。
②ギンの声優は?
ギンの声優を務めるのは、スーパーロボット大戦シリーズのゼンガー・ゾンボルト役でお馴染みの小野健一さん。
25年以上も声優界で活躍しているベテランというだけあって、情の籠ったギンの演技も非常に素敵でしたね。
2.ワンピース「ギン」はサンジより強い?
初登場はサンジ仲間入りのバラティエ編だったため、ギンの強さがイマイチ理解できていない方も多いのではないでしょうか?
まずは、登場当時のギンの強さに迫ります。
①サンジとギンの出会いを思い返してみる
ギンと言えば、サンジとの出会いのシーンは感動的なものでした。
海軍本部の船から脱走したギンは、サンジのいる海上レストランに現れます。
腹が減っていたため食事を要求しますが、金を持っておらず、その時はパティから店に放り出されてしまうのです。
餓死寸前だったギンを見て放っておけなかったサンジは、店の裏に放り出されたギンにチャーハンを振る舞います。
「おれにとっちゃ誰でも腹減らしてるヤツは客なんだよ」
サンジ自身も幼少期に極限の飢えを経験していたからこそ、ギンのことを放っておけなかったのでしょう。
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「こんなにうめェメシ食ったのは…おれは 初めてだ…!!!……面目ねェ 面目ねェ!!」
と言って泣きながらサンジの飯を食べる姿は、ギンの名場面と言っても過言ではありません。
このこともあり、ギンはサンジに対して恩を感じるようになりました。
②ギンはサンジよりも強い?
サンジに対して恩を感じていたギンでしたが、監督のクリークの命令でギンはサンジの海上レストランを攻撃しなければいけないハメになります。
クリークにサンジの船を見逃すよう交渉しますが、そうもいかずやむなく戦闘に参加することになってしまったギン。
この時のサンジとギンの戦闘を思い出してみてください。
当時“黒足のサンジ”と呼ばれていた彼を、ギンは見事に圧倒させたのです。
しかもほぼ無傷。
当時のサンジもそこそこの戦闘能力を持っていたはずですが、ここまで圧倒させてしまったのには驚きました。
3.ワンピース「ギン」は生きてる?現在の強さは?
ギンがワンピースに登場してから、かれこれ長い月日が経過しています。
物語の時系列を見ても2年以上は経過していますし、ギンが今現在どうなっているのかは作中でも全く明かされていません。
現在のギンはどうなっているのでしょうか?
①そもそもギンは生きてるのか?
クリークの命令でやむをえず海上レストランへ攻撃を仕掛けることになってしまったギン。
このときの戦いの終盤で、クリークがある危険な行動に出ます。
味方がいるのにも関わらず、一帯に毒ガス弾を放ったのです。
毒を防ぐためにマスクをつけようとしますが、サンジの分のマスクが足りなかったことに気付いたギンは自分が犠牲となり、サンジにマスクを装着させます。
毒ガス攻撃を直に受けて瀕死的な重症を追ってしまいますが、何とか一名を取り留めたギン。
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最後に監督であるクリークの腹を殴って気絶させ、「おれたちゃ負けました 潔く引いてゼロから出直しましょう」と言い、船員たちと共に店から退散していきます。
このとき、ギンが意味深な台詞を言ったのです。
「時間がねェから覚悟が決まってるのも間抜けな話だが―」
時間がない=自分の命が限界だ、ということを悟っていたのだと予想できます。
そう考えてみると、ギンが生きてる可能性は極めて低いのかもしれません。
②ギンが再登場する可能性は?
ギンが生きてる可能性が低いと言っても、一概に“死んだ”とも言い切れません。
何故なら、ギンはしっかり伏線を残してその場を立ち去っているから。
ギンは、最後にサンジに対して「偉大なる航路(グランドライン)でまた会おう』という言葉をしっかり残しています。
尾田先生は、ワンピースの一キャラ一キャラを本当に大切にしており、昔のキャラクターを再度登場させて物語を盛り上げてくれる人です。
細かな伏線もしっかり拾ってくれるので、ギンが言ったこの台詞もいつか叶う日がくるのではないかと筆者は予想しています。
残念ながらグランドライン編でギンが再登場することはありませんでしたが、今後何等かの形で登場する可能性は高いのではないでしょうか?
今まで全くクリーク海賊艦隊の“その後”が描かれていないのも不自然ですしね。
尾田先生なりに、クリーク海賊艦隊の“その後”を温めてとっておいているのかもしれません(笑)
③グランドライン入りしているなら現在のサンジよりも強い?
もしギンがグランドライン入りを果たしており、サンジと同じように成長を遂げているのであれば、単純に考えてサンジよりも強いと予想ができます。
「今度はおれの意志でやってみようと思う…好きな様に」
と言っていたので、ひょっとしたらクリークの元を離れて別の仲間を見つけ、とっくにグランドラインに入って航海しているかもしれません。
サンジのように覇気が使えるようになっていてもおかしくないですね。
4.ワンピース「ギン」の正体は「キラー」って本当?
ギンと言えば、正体がキラーではないのか?
という噂が立てられているのは、皆さんもご存知なはず。
ギンがキラーだという説は本当なのでしょうか?
①ギンの正体がキラーだと言われている理由
ギンがキラーだと言われているのには、いくつか理由があります。
- 両手で武器を使用している
- 船長の右腕的な存在
- 「鬼人のギン」と「殺戮武人」と言う異名が似ている
このように二人には共通点が多くあります。
また、キラーがマスクを着けている理由で、クリークとの戦いで毒を受けたギンがマスクで顔を隠しているという可能性があります。
毒の副作用で顔がただれてしまった、毒の影響で顔に空気を当てることができない、という理由を考えてもおかしくありませんね。
②ギンがキラーである可能性は低い
結論を述べると、筆者はギンの正体がキラーだという説は“嘘”だと予想しています。
まず、ギンが最後に言っていた台詞をもう一度思い出してみましょう。
「今度はおれの意志でやってみようと思う…好きな様に」
“好きな様に”、“おれの意志で”。
単純に考えて、これはクリークの元を離れて自分の好きな様に海を旅したい、という意志に繋がるような発言です。
“自分が船長として”と読み取ることもできます。
しかし、キラーはキッド海賊団の戦闘員で、キッドに従う立場の人間です。
更に、キラーはキッドと幼馴染であり深い関係なので、かなり前から一緒にいた事が伺えます。
もっと言うと、体格や髪型も違いますし、声優も違います。
読者の予想しない展開が繰り広げられるワンピースの物語だからこそ、ギンとキラーが同一人物である可能性は決して0ではありませんが、筆者はかなり低い可能性だと予想しています。
5.まとめ
今回は、サンジ仲間入りのバラティエ編に登場した“ギン”に関する情報を徹底深掘りしていきました。
今までで一度も“その後”が描かれていないからこそ、今後の再登場の可能性は高そうです。
現在ホールケーキアイランド編でサンジの活躍が描かれているので、そこが落ち着いてから新世界編のどこかで登場するかもしれませんね。
今後の物語の動向に要注目です!