「ワンピース」には魅力的なキャラクターがたくさん出てきますよね。
しかし魅力的なキャラクターなのに、登場してから死亡してしまうというキャラクターもいます。
サッチというキャラクターをご存知ですか?
彼はあることがきっかけで命を落としてしまい、ファンの方々も覚えているのが怪しいのでは…。
今回は、サッチの死亡エピソードとある仮説を紹介していきます。
Contents
1.サッチの死亡エピソードにはある人物が関係
若くして命を落としてしまったサッチ。
彼を死に追いやってしまった原因はなんなのか…それは、あるキャラクターが原因なのです。
その人物とは誰か、そして何故サッチは命を落とさなければならなかったのでしょうか?
ここでは、サッチが死亡したエピソードとある人物について紹介していきます。
① サッチは海賊団の仲間に殺害された
サッチは白ひげ海賊団4番隊隊長におり、リーゼントのような髪型が特徴的な男性キャラです。
世界最強の男と呼ばれている白ひげが率いる白ひげ海賊団の4番隊とはいえ隊長を務めていましたから、その強さは侮れませんね。
実はサッチは4番隊隊長どころか1番隊隊長にも任命されるほどの強さを誇っています。
しかしサッチはそれを自分と同等の実力を持っているキャラクターマルコにそれを譲ってしまっているのです。
マルコに譲った詳しい理由は謎ですが、このことからサッチは劇中でもかなりの強さを誇るキャラクターということが分かっています。
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しかもサッチは原作、アニメ共に登場回数はとても少ないとはいえ、エースと仲が良いという何気に重要なポジションにいたのです。
しかしサッチは白ひげ海賊団の仲間に殺されてしまいました。
その殺した実行犯は誰なのか…それは黒ひげの異名を持つマーシャル・D・ティーチです。
何故黒ひげはサッチを殺さなければならなかったのでしょう。
② 悪魔の実を狙っていた黒ひげ
黒ひげが白ひげ海賊団にいた真の目的は、悪魔の実を手に入れるというただ一つのものでした。
そのために20数年間もその機会をじっと待っていたのです。
悪魔の実を手に入れたいために、20数年間も待つなんてすごい執念ですよね。
そして、黒ひげにとっては待ち望んだ日、サッチにとっては来てはいけない日がやってきました。
サッチは、黒ひげが最も手に入れたかった史上最悪の悪魔の実、「ヤミヤミの実」を偶然手に入れてしまったのです。
それを知った黒ひげはサッチを殺害、ヤミヤミの実を手に入れ白ひげ海賊団から離脱、そして黒ひげ海賊団を結成し今に至るというわけです。
黒ひげは当時の状況を「殺そうと思って殺したんじゃない、弾みで死んでしまったのだ」と振り返っています。
③ サッチ殺害原因となったヤミヤミの実の詳細
サッチが死亡する原因となった、黒ひげが夢にまで見ていたヤミヤミの実とは一体なんなのでしょうか。
悪魔の実史上最凶最悪の実であり、これを食べた人間は体から闇を発生させることができ、闇に触れてしまったあらゆるものをその闇の中に引き込む「闇人間」と化すのです。
この能力の厄介なところは、黒ひげに闇によって引き寄せられ、黒ひげの身体に触れている時は他の悪魔の実能力者の能力を無効化してしまうというところ。黒ひげの身体に触れている間、悪魔の実の能力者は能力を活かすことができないなんて恐ろしいですよね。
しかし、闇に引き込んでいる間は身体に触れていないので攻撃をまともに受けてしまい、しかも引き込んでいるので反撃も防御もできずに通常よりダメージを負ってしまうというデメリットもあります。
しかし、いくらすごい能力を持っている悪魔の実を手に入れるという目的のために殺人をした黒ひげは許されざる存在であり、こんなもののために殺されてしまっただなんてサッチが浮かばれませんよね。
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しかしサッチのことについて、以前からある噂が囁かれているのです。
2.サッチと黒ひげの関係とサッチ生存説
黒ひげに、悪魔の実を手に入れるという目的のために殺害され命を落としたサッチですが、都市伝説的な仮説が立てられています。
サッチは実は生きていて、黒ひげと共謀しているのでないか?
何故そのような仮説が立てられたのでしょうか?その理由を紹介していきます。
① 黒ひげとサッチの名前
黒ひげの本名は、マーシャル・D・ティーチ。
これは幻の海賊であり黒ひげのモデルとなったとされるエドワード・ティーチの本名から来ていると言われています。
さらにこのエドワード・ティーチは偽名として、ある名前をつかっていたのです。
それがエドワード・サッチ。
これは偶然なのでしょうか。
しかし伏線を作中に張り巡らさせて読者をあっと言わせるしかけを施している尾田栄一郎氏です、この偶然の共通点は伏線であり、サッチと黒ひげは何かしら関係があると考えてもいいと思います。
② サッチと黒ひげは友人
サッチを殺害してしまった経緯を黒ひげは事細かに語りました。
探し求めていた悪魔の実をサッチが持っていたからサッチからそれを譲り受けようとした…しかしその時サッチを誤って殺害してしまった…そして黒ひげは語っている相手にこう言ったのです。
「その悪魔の実は俺の友達の手に入った」。
黒ひげはサッチのことを友人と思っていたのでしょうか?単なる船員であるのであれば、仲間と表現するはずです。
しかし黒ひげはサッチを友人と表現しました。
サッチの生前、2人はどんなことを語らい、どのような時間を共有してきたのでしょうか?
2人の関係により含みを持たせている意味深なセリフですね。
③ サッチと黒ひげは共謀している?
サッチは死亡したと見せかけて、実は黒ひげと共謀しているのではないかという推測が立てられています。
黒ひげはその風貌ゆえ、どう見ても頭が良いようには見えません。
緻密に戦略を練りそうもない風貌ですが、黒ひげはどこかつかみどころのないキャラクターですよね。
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その理由は、もしかしたらサッチが何らかの理由で黒ひげの体内に入り込んでいて、黒ひげの文字通りブレインの役割を果たしているのではないか…というものです。
この仮説、もしかしたらあながち間違いではない可能性があるのです。
麦わらの一味が空島へ向かう途中、黒ひげと出会ったゾロとルフィは彼を「あいつら」と複数形で示しました。
何故1人であるはずの黒ひげをあいつらと表現したのでしょうか?
もしかしたら、黒ひげとサッチが共謀していることに2人は既に気づいていて、あいつらと表現したのかもしれません。
このシーンについて作中では未だに詳しい説明がなされていませんが、これから作中で説明される日は確実に来るので期待していましょう。
この仮説を覚えていたら比較することもできるのでより楽しみですね。
果たしてサッチは黒ひげと共謀しているのでしょうか?
共謀しているとしたら、何を考えてそんなことをやっているのでしょうか…?
まとめ
いかがでしたか?
今回は登場回数が少ないにも関わらず多くのワンピースファンに印象深くその姿を刻みつけたサッチのこと、そしてサッチと黒ひげの関係の仮説について紹介しました。
サッチはエースとも仲が良かったというとても重要なポジションにいました。
しかも黒ひげが手に入れた悪魔の実を偶然入手したというキャラクターでもあるのです。
彼は本当に黒ひげに殺害され、命を落としてしまったのでしょうか?
あるいは、今もなお生きていていずれ出て行く時を伺っているのか…これは作者である尾田栄一郎氏にしか分かりません。