大人気漫画「ワンピース」に出てくる女性キャラは皆キュートで、男女関わらず多くのファンを獲得しています。
キュートだけというわけではなく、強いというのもまたたまらないポイントですよね。
新世界、ドレスローザ編で初登場したレベッカというキャラクターをご存知ですか?
身体を覆うアーマーの面積が少なく、セクシーさばかりに目を奪われてしまいますが彼女は重要な役割を担っているのです。
今回は、レベッカの正体と戦闘能力を紹介していきます。
Contents
1.レベッカの本当の正体とルフィ、父親とのエピソード
レベッカはドレスローザ編で登場した時からその可愛さでファンをトリコにしました。
そんな可愛らしく強い剣闘士であるレベッカの本当の正体とルフィと知り合ったきっかけ、彼女の父親のことを紹介していきます。
① レベッカの意外な正体
「無敗の女」の異名を持つレベッカ。
年齢は16歳で、元は父母と幸せに暮らしていた平凡な少女でした。
王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴがドレスローザを襲撃、父親を人形に変えられ、母親も殺害されてしまいました。
父親が人形になってしまったため、レベッカの頭から父親の記憶は失われることになってしまったのです。
しかし父親は人形になっても意思を持ち言葉を話し、怒りの雷兵となって自分の記憶を失ってしまった娘のレベッカを育てました。
すくすく育ったレベッカは、コリーダコロシアムの囚人剣闘士となり戦いに身を投じる日々を送っているのです。
そして、自分の幸せだった日々を壊したドフラミンゴを討ち取ろうという野望を持っています。
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実はレベッカの正体はドレスローザ先代国王リク・ドルド3世の孫であり、ドルド3世はドフラミンゴの能力により国民を虐殺するようになってしまいました。
それをドフラミンゴが討伐し、ドフラミンゴは新国王としてドレスローザに君臨したのです。
孫娘であるレベッカは、真相を知らない国民によって迫害されるようになってしまいました。
② レベッカとルフィとの出会い
レベッカの初登場はドレスローザ編。
エースが有していた悪魔の実、メラメラの実が賞品として優勝者に与えられる競技大会に若き女剣闘士としてルフィの前に姿を現したのです。
コロシアム最強の剣士、キュロスの銅像やコロシアムについてルフィに説明をしていたりと役目を果たしていましたが、行動を共にするにつれてルフィの高いポテンシャルを恐れてルフィを暗殺しようと企みますが、当事者であるルフィにあっさりと止められてしまいました。
ルフィに返り討ちにされると覚悟を決めたレベッカですが、行動を共にしている最中レベッカはルフィにお弁当をおごっていたのです。
食べ物の恩が彼女にあるルフィは「弁当をおごってくれたからお前を許す」となんとも彼らしいことで彼女を許したのです。
それから2人は友人関係になりました。
たとえ自分の暗殺を企てていた人間でも恩があれば許す。
甘いと言われてしまうかもしれないそのルフィらしさが、仲間を増やしていっているポイントなのですね。
③ 記憶の回復、父親との再会
コロシアムでレベッカは見事決勝まで進み、メラメラの実を手に入れるまであと一歩というところでした。
対戦者はディアマンテ。
このディアマンテという人物、実はドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の最高幹部であり、レベッカの母親を殺害した当人だったのです。
ディアマンテは自分の口からそれをレベッカに告げました。
レベッカは多大な精神的ショックを受け、追い詰められてしまいます。
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しかし、いつも自分を見守ってくれていた父親の記憶が回復し、ある目的のために麦わらの一味考古学者であるロビンと共にひまわり畑へ向かいます。
その最中またしてもディアマンテと接触し、剣を交えますが恐怖で身が竦んでしまい、戦えない状態に。
その時、人形から人間へ戻った、伝説の剣士であり自分の父親であるキュロスに助けられたのです。
その後目的を果たし、めでたし…と言いたいところですが、ドフラミンゴに操られてしまい、攻撃的になってしまいます。
しかしそこをルフィに剣を壊されることで事なきを得て、レベッカは元に戻ったのです。
騒動が解決しても、父であるキュロスは「自分が側にいるとレベッカに悪い影響がある」と考えレベッカを遠ざけようとしていました。
レベッカはその父の行動は「自分が父を傷つけた」と思い、剣闘士をやめて王女に戻ろうとしましたが、ルフィの後押しで王女の地位を他の人間に譲り、やっと再会できた父親と共に暮らす道を選びました。
丘の上に建つ小さな家に、親子2人幸せに暮らすことを選んだのですね。
2.レベッカの戦闘能力と覇気についての詳細
無敗の女と呼ばれているほど高い戦闘能力を誇っているレベッカ。
レベッカの剣術、そして彼女が体得している覇気について解説していきます。
① レベッカは見聞色の覇気の使い手
ワンピースの世界の住人達は、全員生まれ持った素質、覇気というものがあります。
しかしこの覇気、普通に過ごしているだけでは開花せず、鍛錬を積んだ者しか開花させることができないというものです。
例外的に生まれつきこの覇気を体得し使えるというキャラクターもいます。
覇気には武装色、見聞色、覇王色というものがあり、レベッカは見聞色の覇気という覇気の使い手なのです。
この見聞色の覇気とは、生物の発する心の声を聞くことができる能力なのです。
これを戦闘に応用することができれば、相手の「次にどう行動するか」という意思を見抜いて先読みし、回避、反撃、攻撃ができます。
しかし、自分が相手の意思を読む際に動揺していたりなどすると精度が大幅にダウンしてしまいます。
なるほど、レベッカはこの見聞色の覇気の能力を戦闘でフルに活用し、無敗という冠を築き上げたのですね。
② レベッカの戦闘法
レベッカの戦闘法には特定の名前が付いていません。
力で押し切るという力技ではなく、身につけた剣術、持ち前の素早さを駆使して対象者を翻弄します。
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水が流れる道を背後に取り、突進してきた相手の勢いを利用して水の中に突き落とすというある種空手などの武術のような戦法も大得意。
しかしこの戦闘法は、派手で勢いがあり、スカッとするバトル法を得意とするキャラクターが多い中では特殊で、消極的な戦闘法と作中では見られています。
これで無敗の城を築きあげてきたレベッカを、人々は嘲笑の意味もこめて無敗の女と呼んでいるのです。
打たせずに打つを体現している彼女の戦闘法はとてもクレバー、そしてそれはコロシアムの司会であるギャッツという人物も認めており、「彼女の戦いは美しい」と内心思っているという描写がされていました。
美しいだけではなく努力家で、覇気の使い方、剣術がとても美しい彼女には作中でも隠れファンが多いようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は16歳という若さで無敗の女の冠を手に入れた努力の剣闘士、レベッカのことについて紹介してきました。
レベッカの残酷な過去、今までコロシアムで孤独の中で積み上げてきた戦歴、そしてルフィとの友情の芽生え、父親との再会…どれも名シーン揃いで、レベッカの魅力にメロメロになってしまいますね。
これからまた彼女は再登場するのでしょうか?
もしそうなら、どのようなシーンで再登場し、どのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
もしかしたら、麦わらの一味として仲間になる可能性も捨てきれませんよね。
彼女の再登場が待ち遠しいですね、これからのワンピースに目が離せません。