様々なキャラクターが登場する漫画「ワンピース」。
その中でも、まだ能力が明らかになっていないキャラクターや、謎に包まれたキャラクターなどが数多く存在しています。
その代表が、ルフィの実の父親モンキー・D・ドラゴン。
原作にも数回しか登場しておらず、どんな人物なのか、いったい何が目的で海賊をやっているのか、どんな能力を持っているのか、どのくらい強いのか…全てが謎に包まれているため、その素性が気になるという方も多いのではないでしょうか？
今回は、そんな謎多き人物モンキー・D・ドラゴンの能力を物語の伏線から予想していきます。
Contents
１．モンキー・D・ドラゴン率いる革命軍ってどんな組織？
モンキー・D・ドラゴンが革命軍という謎の組織の総司令官として活動しているのは、ワンピースファンならもう誰もが知っている情報でしょう。
ただ、モンキー・D・ドラゴン同様、革命軍自体も謎に包まれています。
革命軍とは、簡潔に述べると、世界政府を直接的に倒そうとしている組織です。
「普通の海賊との違いは？」と疑問に思う方のために説明しておきますが、普通の海賊の場合、政府や海軍と敵対していても政府を直接的に倒そうとはしません。
一方、革命軍は政府に対して敵対はおろか、直接倒そうとしている。
これが、一般的な海賊との違いになります。
主な活動は、政府付近の国々に革命やクーデターを引き起こし、不条理な社会の未来を正すために思想を世界中に広めること。
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では、革命軍は何の為に戦うのでしょうか？
その理由が明らかになったのが、第587話でのモンキー・D・ドラゴンの台詞。
「自由の為 共に戦う意志のある者は この船に乗れ！！！」
この理由は、ルフィが海賊になった理由と同等ですね。
さすが親子、目指すものが一緒なのでしょう。
２．モンキー・D・ドラゴンって一体どんな人物？
政府を直接倒そうとし、革命やクーデターを引き起こしている革命軍。
そんな恐ろしい組織の総司令官とあれば、モンキー・D・ドラゴンが“世界最悪の犯罪者”と言われ追われるのも無理はありません。
長年政府に追われているのにも関わらず、一向に捕まらない。
更には、革命軍のメンバーすら彼の素性を知らないほど、とにかく謎の多い人物なんです。
ただ、物語が進むにつれ、徐々に素性が明らかになってきましたので、分かる範囲で解説していきます。
①性格はルフィとは正反対
モンキー・D・ドラゴンはワンピースの漫画やアニメに登場する際、必ずと言って良いほど、黒いローブを着用しています。
そしてローブの帽子からチラっと見える顔には、大きな刺青があるのが特徴的。
ルフィの父であり、ガープの孫ではありますが、二人の性格とは似ても似つかないクールで落ち着いた性格をしています。
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ルフィとガープに共通する点と言えば、部下や仲間から強い信頼を得ていること、そして、自らの信念を徹底的に貫いているところでしょう。
②仲間にも素性を詮索させない
自分の事はあまり口にしないのも、モンキー・D・ドラゴンの特徴のひとつ。
長い付き合いであるイワンコフですら、ルフィが息子であることを全く知らなかったのが代表的な話ですね。
麦わら海賊団として有名になったルフィですが、マリンフォード頂上戦争でセンゴクが明かすまで、殆どの人物がモンキー・D・ドラゴンの息子だということを認知していませんでした。
ただ、ルフィのことは息子として大事にしており、現在の活躍を喜び、いつか再会する日を心待ちにしている様子が物語にも描かれています。
３．モンキー・D・ドラゴンの能力が判明！？悪魔の実の能力者なの？
物語上ではまだはっきりとモンキー・D・ドラゴンの能力が明かされていませんが、今までの伏線から予想されている能力がいくつかあるので解説していきます。
①モンキー・D・ドラゴンは「カゼカゼの実」の能力の持ち主？
一番有名なのが、「カゼカゼの実」という、風を操れるの能力だという説。
この説が浮上したのはかなり前の話で、モンキー・D・ドラゴンが初登場したローグタウン編に遡ります。
モクモクの実の能力のスモーカーに追い詰められているルフィを、モンキー・D・ドラゴンが助けたシーンですね。
その時まで誰もいなかったのに、突然とスモーカーの後ろに現れたモンキー・D・ドラゴン。
モンキー・D・ドラゴンの力によるものなのか、なぜかスモーカの煙の能力が無効化され、ルフィは危機一髪のところで助かりました。
「世界は我々の答えを待っている…！！！」という言葉をモンキー・D・ドラゴンが残すと同時に、空から大きな風が巻き起こり、ルフィを含む麦わら海賊団やスモーカー、海軍などが飛ばされました。
さらに、その後のスモーカーの台詞で
「22年前 ゴールドロジャーが処刑された その同じ日に稲妻のように現れ 消えたあの男は一体…」
という台詞があります。
これは紛れもなくモンキー・D・ドラゴンの事を示しており、彼の能力のヒントになっています。
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ポイントは、ドラゴンが台詞を言い放った後に巻き起こった風と、「稲妻のように現れ 消えたあの男」というスモーカーの台詞。
上記の伏線を読み取ると、風を操る能力だと言う事が分かります。
他にも、サボが登場したグレイターミナル編では、町で起こった火事を風で吹き消し、住人を助けたシーンがありました。
風を操ることができるということは、メラメラの実やゴロゴロの実などと同じロギア系の能力であることに間違いはないでしょう。
②モンキー・D・ドラゴンは「ドラドラの実」の能力の持ち主？
これは至ってシンプルな仮説になりますが、ドラゴンという名前から、ドラゴンになれる能力＝「ドラドラの実」の能力を持っているという説です。
実際に悪魔の実にはゾオン(動物)系の能力が存在し、ウシウシの実の能力＝野牛に変身する、ヒトヒトの実＝人に変身する、トリトリの実＝ファルコンに変身する、など様々な種類があります。
ゾオン系の悪魔の実の特徴として、基本的には実在する生物であることがポイントとなりますが、ドラゴンの場合は実在する生物ではない幻獣種に位置されます。
そうなれば、最も貴重な悪魔の実になりますので、主人公の父親であり“世界最悪の犯罪者”であるドラゴンの立ち位置にはぴったりな気がします。
因みに、ドラゴンは架空の生物ですが、昔から天候に関わる象徴として知られているため、もしモンキー・D・ドラゴンがドラドラの実を持っているとすれば、風だけではなく天候を操ることができる能力である可能性も少なくありません。
確かに、初登場のローグタウンでは風を吹かせたあとに雨が降っていましたし、こちらも信憑性がありますね。
４．モンキー・D・ドラゴンは強いの？
革命軍の総司令官として全世界に名が知れているモンキー・D・ドラゴン。
どのくらい強いのか、とても気になりますよね？
何しろワンピースの主人公ルフィの父親なのですから、読者の期待を裏切るような中途半端な強さではないはずです。
下記では、そんなモンキー・D・ドラゴンの強さを考案していきます。
①モンキー・D・ドラゴンの懸賞金は？
モンキー・D・ドラゴンの懸賞金は物語上では明かされていません。
これについては「8億」や「40億」、はたまた「世界一高い懸賞金」とまで噂されており、その真相は謎のままです。
ワンピースの中では、懸賞金がキャラクターの強さの基準を表すと言っても過言ではありません。
懸賞金は強さのほかに危険性なども数値として現れます。
このような懸賞金の概念を考えると、“世界最悪の犯罪者”と言われているモンキー・D・ドラゴンですから、その額は相当高いと予想しています。
さすがに40億までとはいかずとも、10億以上はあるのではないでしょうか？
原作では現段階で、ビッグ・マム海賊団の3将星のひとりシャーロット・カタクリが10億5700万ベリーで懸賞金ランキング1位となっています。
シャーロット・カタクリの能力は不明ですが、モンキー・D・ドラゴンの懸賞金はそれと同等かそれ以上であることに間違いはなさそうです。
②モンキー・D・ドラゴンの強さは四皇レベル？
これまでの予想から読み取ると、やはりモンキー・D・ドラゴンはワンピースのキャラクターの中でも上位の強さを誇ることが分かります。
レベルで表すと、おそらく「四皇」か「海軍元帥」と同等か、それ以上であることには間違いなさそうです。
何せ、世界政府から長年追われているのにも関わらず今だに捕まっていないのですから、それなりの強さはあるはずです。
七武海レベルの強さなら、とっくに世界政府に捕まっているでしょうね。
５．まとめ
今回は、謎多き人物モンキー・D・ドラゴンの能力を物語の伏線から予想していきました。
人物像、能力、懸賞金など、殆どの情報が明らかになっていない謎の人物モンキー・D・ドラゴン。
いつになるかは分かりませんが、今後必ずどこかでモンキー・D・ドラゴンの能力が判明し、派手に戦う姿を見ることができるでしょう。
今後ワンピースの物語を大きく変えるであろう彼の動きにも注目です！